千代田区観光協会および千代田区が、4年ぶりとなる、千代田区の春の風物詩「千代田のさくらまつり」を、3月24日(金)~4月4日(火)の期間開催する。
開花状況に合わせた春の行事
「千代田のさくらまつり」は、開花状況に合わせ、桜の名所、東京・千鳥ヶ淵や靖國神社周辺で毎年3月下旬~4月上旬に開催される春の行事。
期間中は国内外から100万人以上の花見客が訪れ、さくらの名所「千鳥ヶ淵緑道」の夜桜ライトアップや、「千鳥ヶ淵ボート場」の夜間営業のほか、会場では観光案内所やグッズの販売所を設置し、ガイドによる観光案内やお土産の販売も行われている。
コロナ禍で3年間開催を見送ってきたが、今年4年ぶりに復活。
2023年初の試みとして、千代田区内を周遊する「謎解きゲーム」も企画されている。
千鳥ヶ淵に咲く夜桜をライトアップ
日没(18:00頃)~22:00まで行われる「千鳥ヶ淵緑道のライトアップ」では、約700メートルにわたる遊歩道や千鳥ヶ淵に咲く夜桜をライトアップ。
昼間の様子とは違った幻想的な風景を楽しむことができる。
ライトには太陽光発電による電力を一部活用し、消費電力を削減。
「さくらまつり」初日の3月24日(金)夜には、桜のライトアップを一斉に開始する点灯式が行われる。
期間中無休で夜間まで営業
区営千鳥ヶ淵ボート場では、「さくらまつり」期間中は無休で、営業時間は9:00~20:30までと夜間延長する。
ライトアップされた夜桜をお濠の水上から堪能することができる。
料金は一艘につき30分800円、1時間1,600円で、乗船券の販売は20:00まで。雨天・強風の場合は中止となる。
体験型謎解きイベント開催
さらに、2023年新たな取り組みとして、3月17日(金)~4月16日(日)の期間、キットを購入して千代田区内を実際に周りながら謎を解く、体験型ゲームイベントを開催。
達成者には抽選で、ホテルニューオータニの宿泊券や国立劇場の公演チケット等の豪華景品が当たる。
また、3月31日(金)~4月2日(日)には、千鳥ヶ淵と東京駅前をダイレクトに結ぶ無料シャトルバス「丸の内ダイレクトシャトル」が運行されるので、謎解きの周遊にオススメだ。
AIカメラで混雑状況を配信
その他、「さくらまつり」期間中、混雑緩和の観点から、千鳥ヶ淵周辺の数カ所にAIカメラを設置し、さくらまつり特設サイトにて、それぞれの混雑状況をリアルタイムで配信。
混雑状況を掲載することで、時間帯や会場内での分散化を促し、安心してお花見を楽しめる環境を提供してくれる。
開花状況により、イベント日程が変更になる場合も。各企画の開催時間などと併せて、特設サイトをチェックしてみて!
特設サイト:https://visit-chiyoda.tokyo/sakura/
謎解き特設サイト:https://visit-chiyoda.tokyo/sakura/mystery/
ダイレクトシャトル:https://visit-chiyoda.tokyo/sakura/bus/
(佐藤ゆり)