シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を運営するneuetは、3月8日(水)より福岡空港、ベスト電器スタジアム方面にサービスエリアを大幅に拡大した。
610カ所以上の駐輪ポートを展開
「チャリチャリ」は、スマートフォンアプリで専用の赤い自転車の鍵をあけ、簡単に利用できるシェアサイクルサービス。ベーシックは1分6円、電動アシスト自転車は1分15円で利用でき、いつでもどこでも、乗りたいときにすぐ利用できる体験の提供を目指している。
「チャリチャリ」は福岡にて2018年2月にサービスを開始し、2020年4月からは「福岡スマートシェアサイクル事業」の共同事業者として展開中だ。現在までに約3,000台の自転車と610カ所以上の駐輪ポートを展開し、累計1,300万回以上利用されるまでに成長した。
サービスエリアも利用数の増加・ニーズの広がりに合わせ、天神・博多の2つの繁華街を中心としたエリアから2020年9月には南区・西区方面へ、さらに2021年には東区、福岡市の重要政策拠点である福岡アイランドシティ方面へと車体の追加、新規ポートの開設とともに拡大してきた。
サービス開始当初の3倍以上にエリア拡大
今回の拡大により、エリア面積はサービス開始当初の3倍以上となり、福岡市の広域において利用できるようになった。追加エリアは、博多区の福岡空港・ベスト電器スタジアムエリア、糟屋郡志免町の空港東側エリア、糟屋郡粕屋町のイオンモール福岡エリア。
拡大エリアにおいては、空の玄関口である福岡空港と博多駅が直線距離でおよそ2kmと自転車での移動に適しており、地下鉄やバスといった既存の公共交通に加え新たに「チャリチャリ」での移動が選択できることにより、今後さらなる増加が見込まれる観光客や出張客の幅広い移動ニーズに対応できるようになることが期待されている。また、ベスト電器スタジアムもサービスエリアに含まれることとなり、試合やイベント時のサポーターのアクセス向上、周辺地域の交通課題解決にも取り組むことができると見込んでいるという。
福岡県を訪れる際は、シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を利用してみては。
Charichari 公式サイト:https://charichari.bike/
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(江崎貴子)