北海道最大級の滞在型リゾート「星野リゾート リゾナーレトマム」は、7月22日(土)~8月31日(木)の期間、牛が放牧されているファームエリアにて「酪農Academy ~夏休みの自由研究~」を実施する。
1日目はファームエリアで牛や牛乳について学ぶ
2019年より、農業プロジェクトの“ファーム星野”を展開している「星野リゾート リゾナーレトマム」。現在では、30頭もの牛を飼養し、牛乳を乳製品に加工する生産活動に力を入れている。
そんな中、同施設を訪れる子どもに、牛の間近で酪農をテーマとした自由研究に取り組んでほしいという思いから開催されるのが「酪農Academy ~夏休みの自由研究~」だ。
同プログラム1日目は、子どもとのコミュニケーションが得意な「チョッカリ大魔神」が登場し、酪農について学ぶ。
牛について詳しいスタッフが「牛はどのような生態か」「牛乳はどのように多種多様な乳製品に変わるのか」などを解説してくれるので、放牧されている牛を間近で観察しながら、自ら考え、学びを深めていく。
翌朝は牛乳の飲み比べやバター作りに挑戦
翌朝は、生乳を均一化する加工をしていないため、より生乳に近い味わいのトマム牛乳と、流通しているホモ牛乳(牛乳)とを飲み比べて、その味の違いを理解した後バター作りに挑戦。なお、トマム牛乳は、ファームエリアで放牧している牛から搾った牛乳。ホモ牛乳(牛乳)は、圧力をかけて生乳中の脂肪球やタンパク質を細かく砕き、均一化したものを指す。
牛乳の製法の違いにより、バターの味の違いや性質が異なることを子ども自らが実験し、前日に学んだことと実験で分かったこととを照らし合わせながら学びを深めていく。
最後は、牛を観察して発見したことや気づいたこと、実験で学んだことをオリジナルのモーモーワークシートに書いて完成だ。
同プログラムの対象は、リゾナーレトマム、トマム ザ・タワーに宿泊する小学生(小学4~6年生推奨)で、料金は小学生1名につき10,000円(税込)。料金には牛の観察、牛に詳しいスタッフによる解説、牛乳の飲み比べ、バター作り体験、モーモーワークシート、子ども用白衣、長靴が含まれている。
予約は4月8日(土)よりスタートし、下記公式サイトにて3日前まで受け付けている。定員は10名で、最少催行人数1名だ。なお、悪天候や動物の体調により実施できない場合がある。
身近な飲み物である牛乳について理解を深め、酪農に興味をもつきっかけのひとつになりそうだ。
■星野リゾート リゾナーレトマム
住所:北海道勇払郡占冠村字中トマム
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/risonaretomamu/
(fukumoto)