京都・嵐山の「⼋⼗⼋良葉舎(はとやりょうようしゃ)」を運営するroomは、新ブランドspecialty sugar shop「糖太朗(とうたろう)」を3月25日(土)に京都府京都市下京区にてグランドオープンした。
質の良い砂糖を使用する店舗
「糖太朗」は、⼋⼗⼋良葉舎での商品開発をきっかけに誕生。room代表・丸山順裕氏は、質の良い砂糖こそ“美味しくて、カラダに優しい”という想いを伝えるため、厳選した砂糖を使用した同店をオープンした。
一般的に使用されている上白糖やグラニュー糖のような精製された砂糖ではなく、含蜜糖と呼ばれる精製される前の砂糖を使用。一般的な砂糖に比べるとミネラルが多く含まれ、まろやかで深みやコクのある味わいが特徴の砂糖だ。
6種類の砂糖を使い分けたメニューが登場
この良質な砂糖を使った、同店でしか味わえないメニューが多数ラインアップする。
生のようなとろんとした見た目の「生プリン」は、生乳に比べ濃厚なミルク感のある「濃縮ミルク」を使用し、目の前で和三盆をたっぷりかけて提供する。和三盆は、後に引かない甘さで、するっと口の中で溶けていく上品な味わい。砂糖のまろやかな甘味が引き立つ「生プリン和三盆」、八十八良葉舎のお濃茶を使用した「生プリン抹茶」、無糖の苺ソースをかけた「生プリン苺」各720円(税込)の3種を用意。
できたての白玉にお店のオリジナルアイスをトッピングした「白玉アイス」各940円(税込)。砂糖本来の美味しさを感じてもらうため、白玉とアイスには一切砂糖が入っておらず、甘味は白玉に絡ませた和三盆糖蜜と上からたっぷりかけた和三盆のみ。無糖のアイスと和三盆が口の中でマッチし、白玉の食べ応えある食感がアクセント。
砂糖を選べるドリンクもラインアップ
また現在、ドリンクを注文した人には、米飴、黒糖など4種類の砂糖を使用したベビーカステラを添えて提供している。日本最古の甘味料と言われる「米飴」を使っているため、米飴の独特な甘さとコクを楽しむことができる。
ドリンクには、4種類の砂糖から好きな砂糖を足すことができる。「カフェラテ」や「抹茶ラテ」各650円(税込)のほか、珈琲や蕎麦蜂蜜を使用した檸檬炭酸などのドリンクも多数用意。
カフェラテと抹茶ラテが融合した珍しいドリンク「珈琲×抹茶」850円(税込)は、抹茶本来の旨味と珈琲の酸味のマリアージュは相性抜群だ。
店舗は、築100年ほどの空き家を土壁や間取りはそのままにしてリノベーションしており、店内には9人まで利用できる立ちカウンターの飲食スペースを設置している。
「糖太朗」のスイーツやドリンクで、良質な砂糖を味わってみては。
⼋⼗⼋良葉舎HP:https://www.8108kyoto.com/
■糖太朗
住所:京都府京都市下京区塗師屋町六条通間之町西入101-2
営業時間:10:00〜18:00
定休日:不定休
公式Instagram:https://www.instagram.com/totaro_kyoto/
(山本えり)