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京都・商店街アートプロジェクトの第2弾「寺町京極|商店街美術館 × KG+」開催中

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京都府京都市の寺町京極商店街振興組合は、商店街を舞台としたアートプロジェクト第2弾「寺町京極|商店街美術館 × KG+ Collaboration」を、3月24日(金)~6月21日(水)の期間開催中だ。

日常生活と文化・芸術がつながり合える場所

寺町京極商店街は、京都の中心・寺町通りの三条から四条に位置し、年間約3500万人もの人が行き交う大きな商店街。200近くの店舗が軒を連ね、歴史ある店や流行の新しい店があり、幅広い年齢層の人が地元京都のみならず関西各地、さらに国内外からも訪れる。

「寺町京極|商店街美術館」は、商店街が美術館になり、たくさんの人がアートに触れ、日常生活と文化・芸術がつながり合える場所を目指したアートプロジェクト。2022年12月から1年の期間で、「ことくらす」のコーディネートにより、職人や学生、地域団体が制作する様々なアート作品をアーケードに吊り下げ、展示を行っている。

第2弾は国際写真祭「KG+」とのコラボ


第1弾は、2022年12月~2月に西山大介氏の箔アートボード作品「あとさき」を展示。3月24日(金)にスタートした第2弾は、京都を舞台にした国際的な写真の祭典「KG+」とのコラボレーションだ。

「KG+」は、2013年にKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭サテライトイベントとしてスタートした公募型フォトフェスティバル。今後活躍が期待されるアーティストやキュレーターの発掘と支援を目的に、毎年ギャラリーをはじめ町家、カフェ、ショップ、屋外などを舞台に100を超える展覧会が開催され、春の京都の街を彩っている。


第2弾「寺町京極|商店街美術館 × KG+ Collaboration」では、「KG+ SELECT」で選出されたアーティスト10名の作品を商店街のアーケードに吊り下げ展示している。世界中から集まったエントリーの中から選ばれた10名のアーティストは、インド、イギリス、フランス、ロシア、韓国、日本など、国籍も個性もさまざま。商店街を往復しながら、国も文化も異なる作品との出会いを楽しむことができる。

同展示は天候状況や作品メンテナンスのため、会期中であっても鑑賞できない場合があるので、来街の際は寺町京極商店街SNSにて確認を。

第4弾学生コラボの展示作品を募集中

今後は、8月~9月に第3弾「地域活性化に努める活動団体とのコラボレーション」、10月~11月に第4弾「京都府内大学生とのコラボレーション」を実施予定。第4弾では、府内の大学生・専門学生を対象に、5月22日(月)まで展示作品を募集している。

作品の形式は、彫刻、スペキュラティブデザイン、サウンドアート、漫画、サイエンス、プロジェクト、ペイントなど、どのようなものでも可能。作品掲出箇所は、三条通から四条通の間のアーケード天井(吊り仕様)4カ所。音、霧、光などの仕掛けに関しては要相談だが、面白いものであれば受け付けるというので、興味のある人は応募してみよう。

日常生活と文化・芸術がつながり合える「寺町京極|商店街美術館」でアート鑑賞を楽しんでみては。

「寺町京極|商店街美術館」特設サイト:https://tk-museum.kyoto/
学生コラボエントリーフォーム:https://forms.gle/YxFeZGVChUDeM71H6

(山本えり)

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