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【福島県浪江町】”なみえ星降る農園”生まれのブランド野菜「ゴルゴ・ナミエ」「月と太陽」がデビュー!

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2021年11月の開園以来、ヒトデを撒いて土づくりを行い、様々な珍しい作物の実験的な栽培に取り組んできた東の食の会がプロデュースする、福島県浪江町の“コミュニティ実験農場”「なみえ星降る農園」。この度、その中で好評を得た3種類のビーツを栽培していくこととして、それらのブランド・ロゴを発表した。

あの「サヴァ缶」も東の食の会がプロデュース

東の食の会は、「東の食に、日本の力を。東の食を、日本の力に。」をモットーに、東日本大震災によって被害を受けた東日本の食産業の長期的支援を目的として2011年に創設された一般社団法人。

東北の食の販路開拓や商品プロデュース、人材育成を行い、当初の5年間で約150億円の流通総額を創出することに成功。これまで累計1000万缶、30億円以上を売り上げている岩手発のサバの缶詰「サヴァ缶」や、スーパー海藻「アカモク」、福島の寄付つきドライフルーツ「りんごポリフェノールのチカラ」、福島の伝統的漬け床三五八「(さごはち)」をリブランディングした「358(サゴハチ)」といった商品開発のプロデュースを行い、東北の食からヒット商品を生み出している。

「ゴルゴ・ナミエ」「月と太陽」の2ブランド

今回栽培が決まった3種類のビーツとは、ゴルゴ、ルナ、ソーレ。その3種を「ゴルゴ・ナミエ」、「月と太陽」という2つのブランド名の下で栽培する。


ゴルゴはイタリア原産のビーツで、鮮やかな渦巻き模様が特徴。その鮮やかな模様を生かしてサラダやピクルスに使われる。


そして、浪江で育ったため「ゴルゴ・ナミエ」というブランド名となった。


「月と太陽」も、浪江で育ったルナとソーレという2種類のビーツのブランドだ。いずれもイタリア原産のビーツで、ルナは中が鮮やかな黄色、ソーレは濃い赤紫色をしているのが特徴。ルナはイタリア語で「月」、ソーレは「太陽」を意味している。


サラダやピクルスの他、鮮やかな色を生かしたソースにも最適で、この2色のビーツをコンビに見立て、「月と太陽」というブランド名での販売が決定した。

今後浪江を華やかに彩ってくれる特産品に


「ゴルゴ」「月と太陽」を実際に使ってメニューを試作した東京都・恵比寿のフランス料理店「ビストロ・ダルブル恵比寿」の無藤哲弥シェフは、「浪江は玉ねぎやニンニクなど根菜に適した土地であることから、ビーツは浪江の土が待っていた野菜ではないだろうか」と言う。

また、福島県いわき市の高級フレンチレストラン「HAGIフランス料理店」の萩春朋シェフは、「浪江の太陽と土と水を吸って大きく育ったビーツは瑞々しく新鮮で、ゆでても丸ごとローストしても蜂蜜のような甘さが出てしっかりした味わい。新しく仲間入りするビーツは浪江の特産品として今後浪江を華やかに彩ってくれるはず」と期待を述べている。

浪江町の新たな特産品の未来に注目だ。

東の食の会公式サイト:https://www.higashi-no-shoku-no-kai.jp/

(fukumoto)

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