トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

ENTAME

ハニーズホールディングス会長・江尻義久氏による著書が発売中!

このエントリーをはてなブックマークに追加


ファッションブランド「HONEYS(ハニーズ)」を展開する、ハニーズホールディングスの代表取締役会長・江尻義久(えじりよしひさ)氏による著書『最旬のファッション、最速の決断、最高の満足』が、ダイヤモンド・ビジネス企画から4月11日(火)より発売中だ。

顧客満足度4年連続第1位を達成

顧客満足度4年連続第1位(※1)、Z世代が実際に使っているECサイト第3位(※2)という快挙を成し遂げたヤングカジュアルファッションの先駆者、HONEYS。

1着あたり1,980円という圧倒的な価格力と商品力で他社を圧倒する底力は、国内衣料品業界において他社に先駆けて導入した独自のSPA(※3)システムにある。アパレル全滅と言われたコロナ禍にあって、2022年5月期にコロナ前を上回る増収増益を達成した。

また、トレンドの移り変わりが激しく商品企画が難しいと言われるヤングカジュアルファッション業界で「最旬」のファッションを捉え続けられるのは、その圧倒的なスピードだ。

商品の企画会議から店頭に商品を並べるまではわずか60日。月曜日に集計された前週の販売データを元に、火曜日にさらに情報を集約、水曜日と木曜日に企画会議にかけ、翌週にはサンプルが完成。その週の金曜日には海外工場に発注書が飛ぶ。縫製・梱包まで海外で完了させた商品はコンテナで運ばれ、直接全国の店舗へと直送されるという。

ミャンマー第2工場の契約

ブランドの生産の要となるのが、海外の直営工場だ。HONEYSの明暗を大きく分けたのがミャンマー第2工場の契約だった。

同社の本社並びに物流センターは福島県いわき市にある。ミャンマー第2工場の契約日は2011年3月10日、奇しくもそれは、東日本大震災の前日であった。未曾有の災害で本社並びに物流センターに大きな打撃を受け、社内だけでなく福島県内の物流自体もストップした。契約期限は2011年3月31日。しかし、当時代表取締役社長を務めていた江尻氏は、契約を履行し、ミャンマーへの全額送金を指示した。

契約先のミャンマー工場は元より社内からも大きな不安の声が上がったが、江尻氏には、ここが勝負の分かれ目であることがわかっていた。同社の歴史はまさに、この「目利き力」を柱としてここまで拡大を続けてきたのである。

ブランド45年の歴史がついに紐解かれる!


1946年、福島県いわき市生まれの江尻氏は、大学卒業と同時に、家業のエジリ帽子店に入社。1978年エジリに組織変更して婦人服小売業に参入。1986年社名をハニーズ(現ハニーズホールディングス)へ変更し、代表取締役社長に就任した。

『最旬のファッション、最速の決断、最高の満足』1,760円(税込)では、ブランド45年の歴史、各時代の経営の分かれ道とその舵取りがついに紐解かれる。家族経営の小さな帽子店はいかにして売上高500億円に迫る一代ファッションブランドに成長したのか?東日本大震災時の対応、コロナ禍の取り組み。さまざまな苦難の歴史にあって、何を見て、いかに判断を下してきたのか。ファッション関連企業のみならず、あらゆるビジネスパーソンに読んで欲しい一冊となっている。

この機会に『最旬のファッション、最速の決断、最高の満足』を手に取ってみては。

※1 「JCSI(日本版顧客満足度指数調査/衣料品店業種)」(日本生産性本部 サービス産業生産性協議会調べ)
※2 Z世代が選ぶ「実際に使っているECサイトTOP10(バイドゥ調べ 2021年12月6日付発表)」
※3 Speciality store retailer of Private label Apparel:自社企画・製造・販売

(江崎貴子)

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事