トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

LOCAL

【沖縄県宮古島市】ひきこもり・不登校の子ども達を積極的に採用する弁当屋「はなまる弁当」OPEN!

このエントリーをはてなブックマークに追加


スカイネットは、ひきこもり・不登校の15~18歳の子ども達を積極的に雇い入れる弁当屋「はなまる弁当」を、5月8日(月)に宮古島にプレオープンする。

子どもたちを助ける就学就労応援企画

小中学生を不登校で過ごした子どもたちの大半は高校受験を諦めたり、または高校に入学したとしても1年生・2年生の途中で退学してしまったりするケースがほとんどだという。

高校時代を不登校・ひきこもりで過ごした子どもたちは、さらに未就労・ひきこもりの道に引き寄せられて行く。

そんな子ども達に自ら働いてフリースクールに通う学費を稼いだり、他人と接触する機会を与えながら社会との溝を作らないようにしたりする就学就労応援企画だ。

ひきこもりや若年ホームレスを積極的に採用

スカイネットは2015年、愛知県にひきこもり・若年ホームレスの若者を積極的に受け入れる派遣会社を設立。

近年ではスカイネットの採用基準として、ひきこもり・若年ホームレスに加え保護観察中・自殺志願者・児童養護施設出身者など、一般企業が採用しづらい若者をサポートステーションや行政の福祉課などから紹介を受け、社員として受け入れ、社会に送り込んできた。

スカイネットで働く多くの元ひきこもり達は、やはり小中学校時代不登校だった人がほとんどだ。

まずは宮古島から未就労の若者を減らす

スカイネットの従業員は、全国に派遣されて行き、沖縄においては石垣島・宮古島にその多く人々が生活。特に宮古島においては市役所が積極的にひきこもりの若者をスカイネットに紹介してくれて、そのほとんどが家から出て同社の一員として北海道や愛知県で働いている。

市役所とのやり取りで、宮古島の不登校問題・生活困窮問題に直面したスカイネットは、まずはこの島から未就労の若者を減らすため、不登校問題に着手しようと決意。


同社は、高校に行っておらず、生活困窮を理由にフリースクールにも通えない15~18歳の若者と一緒に弁当屋をオープンして、親に頼らなくてもフリースクールに通える仕組みを作った。

1カ月に6日間働けばフリースクールに通える

「はなまる弁当」では、1カ月に6日間だけ働けばフリースクールに通うことが可能。また、弁当屋の利益から、スカイ奨学金も準備してもらえる。

進学・就職を諦めず、仕事をして自立することを目指す人は、一人じゃないことを実感できる「はなまる弁当」をチェックしてみては。

(佐藤ゆり)

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事