福井県池田町は、森と木のテーマパーク「Tree Picnic Adventure IKEDA」にて、新たに「コベンチャーパーク」「ジュニアディスカバリーコース」を4月29日(土)にオープンする。また、新設宿泊棟「キャビン」の使用も開始する。

森や木との触れ合いを楽しめるテーマパーク

池田町は、平成28年4月に、“木や森を教材に、みんなつながっていく仕組みや施設づくりを目指す”というコンセプトのもと、「Tree Picnic Adventure IKEDA」を開業。

2つの谷を越えて往路480m・復路510mを滑走する「メガジップライン」や、樹上に広がる森のジャングルジム「アドベンチャーパーク」といったアスレチック体験などを通じて森や木との触れ合いを楽しむことができるテーマパークだ。

新設施設「コベンチャーパーク」

新設の「コベンチャーパーク」は、予約なしで来場して利用できる自由度の高いエリア。高低差を利用した「勇者の森(アスレチック)」を中心に、休憩や食事、おもちゃ遊びが楽しめる「陽だまりの丘」を併設し、これまで身長制限でアクティビティが利用できなかった子どもが、森の中での「あそびまわり」を最大限楽しめる。

エリア内にはパークを回遊する全長500mのモノレール「スネークライン」も誕生。今夏にはアクティビティ「王家の山」もオープンする。

基本料金は、60歳以上500円、3歳以上60歳未満1000円、3歳未満無料。スネークラインは別途1回500円となっている。

新設施設「ジュニアディスカバリーコース」

「ジュニアディスカバリーコース」は、既存の「ディスカバリーコース」と「キッズコース」の中間を想定した、115cm以上の子どもが対象の新コース。130cm以上が利用可能な「ディスカバリーコース」と同じ安全装備を着用・操作し、成長過程の子どもたちが本格的なアスレチックのエントリーコースに挑戦できる。

基本料金は、通常期3000円・繁忙期3300円。なお、小学以下は20歳以上の保護者の同伴が必要。

宿泊棟2棟がオープン！ドラゴンラインも設置

また、宿泊エリアには新設宿泊棟「キャビン」2棟がオープン。ミニキッチン、シャワー、トイレを備え、6名まで宿泊可能だ。また、宿泊棟利用者は、バーベキューハウスでのバーベキューを夜間も利用することができる。

そのほかにも、より多くの人にジップラインを体験してもらえるよう、これまで徒歩移動だったジップラインスタート地点までの区間にモノレール「ドラゴンライン」が設置される。

新エリアの予約受付は、4月24日(月)から公式サイトにて開始している。

“あたりまえをたやさないまち”池田町

池田町は人口約2300人、森に囲まれた小さな町。同町では、心をいやす日本の原風景、作物をいつくしむ感謝の気持ち、人と人が思いやり、支えあって暮らす“あたりまえをたやさないまち”を目指している。

また、豊かな森を活かし、守り育て、持続可能な社会を作っていくために、100年後も人と森とのつながりを紡いでいくことを目的とした「木望の森100年プロジェクト」を推進している。今後も、多世代の人たちが森や木の体験を通じて好奇心や探求心を高める場を目指していくという。

■Tree Picnic Adventure IKEDA
住所：福井県池田町志津原28-16
HP：http://www.picnic.ikeda-kibou.com/

(山本えり)