日本補助犬協会は、身体障害者補助犬法の全面施行20周年の節目の年である本年に「補助犬法20周年キャンペーン」を開催し、補助犬の一層の啓発に尽力している。

「補助犬法20周年キャンペーン」活動として、「奇跡のピアニスト」西川悟平氏出演の補助犬チャリティーコンサートを東京・大阪の2都市で開催。1回目は、5月21日(日)13:00開場・14:00開演で浜離宮朝日ホールにて実施される。

東京2020パラリンピック閉会式にも出演

「奇跡のピアニスト」こと西川悟平氏は、ニューヨークを拠点に活動し、カーネギーホールなどで聴衆を熱狂させているピアニスト。東京2020パラリンピック閉会式にも出演した。

今回、同氏は「補助犬法20周年キャンペーン」の応援大使として、期間中2回のチャリティーコンサートを開催するほか、補助犬の啓発に協力する。

盲導犬、介助犬、聴導犬を横断的に育成・認定・啓発

補助犬協会は、日本で唯一 3種類の補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)を横断的に育成・認定・啓発する、内閣府認可の公益財団法人だ。障害の有無・性別・出身にかかわらず多様な人たちが、支える側・受ける側に分かれることなく個人がその能力を発揮しながら運営している。

具体的には、補助犬の育成及び無償貸与や補助犬認定事業として盲導犬・介助犬・聴導犬の認定審査会の開催、補助犬啓発事業を行っている。

補助犬や補助犬法の認知度向上を目指す

身体障害者補助犬法が成立して20年経つ現在でも、補助犬や補助犬法の認知度は低く、補助犬の実働数が増えない、補助犬の同伴拒否が後を絶たないなどの社会問題の原因になっている。

日本補助犬協会は、2022年～2023年にかけて「補助犬法20周年キャンペーン」を開催。同協会は、誰もが補助犬を知る、応援する、受け入れる社会の実現を目指し様々な取り組みにチャレンジしていくという。

補助犬チャリティーコンサートを通して、補助犬を身近に感じてみて。

■補助犬チャリティーコンサート
日時：5月21日(日)開場13:00、開演14:00
会場：浜離宮朝日ホール
住所：東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社･新館2階
詳細：https://www.hojyoken.or.jp/campaign/campaign20th/nishikawa

(ソルトピーチ)