神奈川県相模原市では、特産品「つくいのき」をPRするフリーペーパー第2弾を発刊した。地元高校生バンド「vibes」の情報とあわせてチェックしよう!
津久井産木材PR「TREES FROM TSUKUI」Vol.2発行
都心から約一時間圏にありながら、豊富な森林資源を擁する相模原市の知る人ぞ知る特産品「つくいのき」(さがみはら津久井産材)をもっと多くの人に知ってもらいたい!そんな思いから“木の未来を考えよう”をコンセプトに昨年4月に発刊したPRフリーペーパー「TREES FROM TSUKUI」の第2弾が完成した。
ウクライナ危機等に起因する世界的なウッドショックによる輸入木材価格の高騰、地球規模での脱炭素社会の実現に向けた取組やSDGsの推進を背景とするCO2削減に向けた森林価値の見直し等から、いま“国産木材”に注目が集まっている。
相模原市は市域の約60%を占める森林域から生み出される良質な津久井産材の産地で、特に首都圏への流通コストの安さと相まって、建設関係者の間でも“ブランド材”として高い評価を得ており、東京オリンピック選手村の建材等にも採用されている。
同誌は、さがみはら津久井産材「つくいのき」を関係者はもちろんのこと、注文住宅等を検討している一般の人にも広く知ってもらうことを目的として制作したものだという。
表紙には、木の妖精「津久井ノキさん」がチェーンソーを構える様子が。A4サイズ4ページ構成で、特集は「林業・製造業を知ろう」。さがみはら津久井産材公式キャラクターでもある “木の世界への案内人?!”「津久井ノキさん」が、素材の生産から完成品の利活用まで、知られざる「木」の世界へと親しみやすくいざなう。
編集は主に市内の林業関係事業者で構成する「さがみはら津久井産材利用拡大協議会」。さがみはら津久井産材公式ロゴ「つくいのき」の作成も手掛けた市内在住のデザイナー・武笠太郎氏に制作を依頼した。
配布場所は相模原市内各公民館・図書館・まちづくりセンターなど。WEB版は、相模原市公式サイトから見ることができる。
「つくいのき」を身近に感じてみては。
相模原市公式サイト:https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/1026489/kankyo/1026504/shinrin/1008202/index.html
地元高校生バンド「vibes」のMV最優秀作品を一般公開
また、相模原市は、市内の青少年軽音楽バンドを応援するプロジェクト「SAGAMIHARA ROCK FESTIVAL(サガミハラロックフェスティバル)」のコンテストステージにて最優秀賞を獲得した、神奈川県立上鶴間高等学校の3人組軽音楽バンド「vibes(バイブス)」にオリジナルMVを制作。市公式Youtubeチャンネル「CityOffice Sagamihara」にて公開している。
「SAGAMIHARA ROCK FESTIVALコンテストステージ」において最優秀賞バンドとなった「vibes」に、ステージで披露したオリジナル曲「秋暮るる」のMVを制作。
同MVはバンドメンバーが自ら構成に参画し、通学する校舎内や南区原当麻駅付近の線路沿道、茅ヶ崎サザンビーチなどで撮影を行ったほか、コンテストステージ当日の映像も盛り込まれている。同MVは、順次市公共施設や市内商業施設等で放映する予定とのこと。
「SAGAMIHARA ROCK FESTIVAL」は、青少年で構成される軽音楽バンドが、日頃の練習の成果を発表する場を自ら企画・運営するライブイベント。イベントを通して、自身の思い出に残るものを創り出すことで、相模原への愛着を深めるとともに、シビックプライドの向上を図ることを目的にしている。
今年1月22日(日)には、審査なしで音楽をおもいっきり楽しむ「SAGAMIHARA ROCK FESTIVALフェスステージ」を開催し、市内の個性豊かな11組のバンドが熱い演奏を披露した。
また、同年2月4日(土)に開催した「SAGAMIHARA ROCK FESTIVALコンテストステージ」では、応募総数19組の中から事前審査を勝ち抜いた10組のバンドが、キンモクセイの佐々木良氏や磯貝サイモン氏など相模原にゆかりのある音楽関係者の審査のもと、最優秀賞を目指してそれぞれのオリジナル楽曲を演奏した。
音楽に青春をかける青少年の演奏を聴いてみて!
「SAGAMIHARA ROCK FESTIVAL」公式Twitter:https://twitter.com/sagamihara_rock
これからも、相模原市の取り組みに注目してみよう。
(suzuki)