放課後等デイサービス「アフタースクール Ocean’s Love 茅ヶ崎」のプログラムの一環として、ビーチサッカー元日本代表監督のラモス瑠偉さんを講師に迎えた「ビーチサッカー体験」が、5月13日(土)に開催された。

様々な特性がある子どもたちが参加

知的障がいや発達障がいなど、様々な特性がある子どもたちが参加する「アフタースクール Ocean’s Love 茅ヶ崎」。

子どもたちがスポーツや自然での体験を愉しみながら、協調性、チャレンジ精神、コミュニケーション力などを育むことを目指している。

海に親和性の高い「ビーチサッカー体験」

これまで海が近い茅ヶ崎の地でサーフィン・ビーチクリーンなどの活動や、バレーボールやフットサルなど様々なスポーツを行ってきており、今回は海に親和性の高い「ビーチサッカー体験」を開催。

体験には小学1年生～中学3年生まで12人の子どもたちが参加した。

講師はラモス瑠偉さん

講師は、ブラジル出身のラモス瑠偉さん。

1977年に来日し、1993年にスタートしたJリーグでは、ヴェルディ川崎で1993年、94年にリーグ優勝。1989年に日本国籍を取得し、日本代表としても活躍した。

1997年にはビーチサッカー日本選抜を編成し、リオデジャネイロのビーチサッカー世界選手権に出場。

現役引退後は、ビーチサッカー日本代表の監督として指揮を執り、AFCビーチサッカー選手権優勝、FIFAビーチサッカーワールドカップ4位に導いた。

現在は、競技活動以外にもパラスポーツ・バリアフリー応援大使、コメンテーター、タレント、教育など様々な分野で活躍中だ。

ビーチサッカーならではの練習

「ビーチサッカー体験」は、はじめにラモスさんから「一緒に楽しみましょう！」との話があり、子どもたちが元気に自己紹介を行ったあとに練習をスタート。

まずはドリブルからのシュートや砂にボールを浮かせて蹴る練習をして、シュート練習ではラモスさんがキーパーを務め子どもたちを喜ばせた。

オーバーヘッドキックの練習も実施

“これぞビーチサッカー”というオーバーヘッドキックの練習も実施。

一緒に参加した元ビーチサッカー日本代表の原口翔太郎さんに見事なお手本を見せてもらい、子どもたちもチャレンジして、砂の上に仰向けになった子どもたちひとりひとりに、ラモスさんが丁寧に指導してくれた。

ミニゲームは大盛り上がり

最後には、ラモスさん・原口さんチームと子どもチームでミニゲーム。子どもチームが得点を決めた際には大いに盛り上がった。

体験が終わった後には、ラモスさんから子どもたちにメッセージを送り、子どもたちからはラモスさんにお礼のメッセージボードをプレゼント。

みんなで写真を撮影して楽しい一日が終了した。

これからも、子どもたちがスポーツや自然での体験を愉しみながら成長できる「アフタースクール Ocean’s Love 茅ヶ崎」に注目だ！

(佐藤ゆり)