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児童と先生の間をあたためつなげてきた「あのね帳」からセレクトした書籍が登場

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理論社から、書籍『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』が、5月23日(火)より全国の書店にて発売される。

こどもたちの生のことば×ヨシタケシンスケ


『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』1,650円(税込)は、神戸市小学校の教員であった鹿島和夫さんと担任した小学校一年生たちとの、いわば交換日記であった「あのね帳」からセレクトした書籍。

多種多様な子どもたちが、ひとつの空間に集まる。そんな小学校の教室という現場で、多弁な子からも緘黙の子からも、伝えたい気持ちをひきだした鹿島和夫さん。

くすっと笑えるもの、じーんと胸をうつもの。生のことばは、実にふくよかでみずみずしく、熱をもってからだのどまんなかまで迫ってくる。


時に近くで一緒に笑い、時にそっと一緒に泣いている、そんなふうに絵で参加してくれたヨシタケシンスケさんは、まるでもうひとりのクラスメートのように感じるだろう。

全国に広まる「あのね帳」

1935年大阪府に生まれた著者の鹿島和夫さんは神戸大学教育学部卒業後、神戸市小学校の教員として勤務し、主に一年生を担任。日記ノート「あのね帳」を通して、表現活動の実践に取り組む。

学級ドキュメンタリー「一年一組」は芸術祭優秀賞を「さよならダックス先生─大震災をくぐりぬけて─」は芸術作品賞・民間放送連盟賞最優秀賞を受賞し、ユニークな学級づくりが反響をよぶ。第14回北原白秋賞、第44回読売教育賞最優秀賞を受賞。2023年没。

全国に広まり、数多くの児童と先生の間をあたため、つなげてきた「あのね帳」。今も、あちこちの教室で、新しい一年生の「せんせい、あのね」がうまれている。

『一年一組 せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』を、この機会に手に取ってみては。

理論社:https://www.rironsha.com/book/20548

(江崎貴子)

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