地球上で最も持続可能なホテルで構成されているサステナブルホテルブランド「ビヨンド グリーン(Beyond Green)」は、グアテマラとインドに初進出するホテルを含む4軒の新規加盟ホテルを迎えた。これらの加盟ホテルは、旅行者がより直感的にサステナブルなホテル体験を探し、予約できるよう、世界的なサステナブルツーリズムの基準や、国連の持続可能な開発目標に沿った50以上の指標を遵守している。
旅行を善の力にする一環として、自然、コミュニティ、文化のイニシアチブをサポートすることを約束する「ビヨンド グリーン」は、20カ国にわたる35のホテル、リゾート、ロッジを有する。2021年に親会社のプリファードトラベルグループが「ビヨンド グリーン」を立ち上げて以来、あらゆるスタイルや規模のホテル、リゾートが加わり、サステナブルホテルブランドとして成長を遂げている。
新規加盟ホテルは以下の通り。
イタリア「スターホテルズ E.c.ho.」
イタリア・ミラノにある「スターホテルズ E.c.ho.(Starhotels E.c.ho.)」(一番上の画像)は、ミラノ中央駅、歴史的な市街地、そして文化・エンターテイメント地区に近い最高のロケーションにあるサステナブルなコスモポリタンホテル。ベジタリアンやビーガン向けのメニューが豊富なエレガントなレストランもある。
低炭素鉄道や公共交通機関が近く、イタリアのファッションの中心地である名所や観光スポットへも徒歩圏内という立地にあり、環境に配慮しながら都市景観を楽しめる。また、同ホテルは文化活動や都市再生活動を通じて、地域の生活の質の向上を目指す協会「ミラノ・チェントラーレ地区」とも連携している。
インド「スリャガー、ジャイサルメール」
インド・ラジャスタン州ジャイサルメールにある「スリャガー、ジャイサルメール(Suryagarh, Jaisalmer)」は、インドの過去の伝統を大切に守りながら、モダンに構成された要塞スタイルのリゾート。
サステナビリティへの取り組みとしては、太陽光発電のためのソーラーパーク、地域の自然遺産の保護、地元の村の少女や地域の青少年の教育、女性のエンパワーメント、起業、平等を支援する取り組みが挙げられる。
インド「ヒドゥン・インディア・マハバン」
「ヒドゥン・インディア・マハバン(Hidden India Mahavan)」は、インド・マディヤプラデーシュ、カンハ国立公園に位置する。世界のトラの生息地として知られるインドのジャングルの奥深くに位置する同ホテルでは、古代文化と手つかずの自然が融合したカーボンネガティブな隠れ家として、サステナブルなラグジュアリーグランピングを体験できる。
持続可能な取り組みとして、森林や大型ネコ科動物の保護、ゲスト用電気自動車のレンタル、敷地内での使い捨てプラスチックの排除、地元の職人や農家への支援などを行っている。
グアテマラ「ポルタ・ホテル・アンティグア」
グアテマラ・ラ アンティグアの「ポルタ・ホテル・アンティグア(Porta Hotel Antigua)」は、かつてコーヒーとウチワサボテンのプランテーションの一部だった場所に位置する豪華なホテル。2つのプール、スパ、本格的なグアテマラレストランなどを有する。
持続可能な取り組みとして、水使用量やエネルギー消費量を削減する認証済みの機器や付属品を使用するほか、地元の材料やメーカー、小規模農家を優先するなど、環境への負担を減らすための特別な措置を講じている。
新規加盟ホテルは、「ビヨンドグリーン」ブランドのサイトから宿泊予約が可能。世界各国ででサステナブルな滞在を楽しんでみては。
ビヨンドグリーンブランドサイト:https://staybeyondgreen.com/
(さえきそうすけ)