兵庫デスティネーションキャンペーン推進協議会とJRグループは、「兵庫デスティネーションキャンペーン」を7月1日(土)～9月30日(土)まで開催。そして、神戸観光局では、このキャンペーンに合わせて特別体験プログラムを実施する。なお、各プログラムの販売は6月1日(木)からスタートとなる。

「土地の個性」がキャッチフレーズの「兵庫デスティネーションキャンペーン」

「兵庫デスティネーションキャンペーン」は、「兵庫テロワール旅　―私の感動、その先へ。―」のキャッチフレーズのもと開催される。

「テロワール」とは「土地の個性」を意味する言葉。兵庫五国(摂津・播磨・丹波・但馬・淡路)のそれぞれの地域が、風土に育まれた「食」や、歴史・文化・産業に根差した本物の「体験」が味わえる、質を重視したコンテンツを用意し、神戸では普段は入れない場所、体験ができない内容を詰め込んだプログラムを用意している。

神戸観光局オリジナルの特別プログラム

神戸観光局が提供するオリジナルの特別プログラムでは、神戸を代表するエリアで、神戸でしか体験できない、兵庫デスティネーションキャンペーン期間限定のプログラムを用意。神戸の魅力をより深く感じることができるように、歴史や文化、携わる人の思いに触れることができる内容となっている。

特別プログラムでは、『豚饅頭発祥の地「老祥記」での豚まんづくり体験』を実施。4代目店主のレクチャーのもと、豚まんづくりに挑戦。職人の技や南京町の歴史に触れる企画となっている。開催日は7月14日(金)、7月21日(金)、8月31日(木)、9月7日(木)、9月13日(水)、9月22日(金)、9月27日(水)で、開催時間は15:00～16:00となる。

さらに、普段は入ることができない、使用人の部屋や地下室などの見学も可能な『風見鶏の館＆萌黄の館バックヤードツアー』も開催。ガイドを受けながら巡ることで、より深く2館の歴史を学ぶことができるだろう。開催日は7月13日(木)、7月20日(木)、7月27日(木)、8月2日(水)、8月9日(水)、8月16日(水)、8月23日(水)、9月6日(水)、9月13日(水)、9月20日(水)、9月27日(水)で、開催時間は10:30～12:00となる。

また、『神戸北野異人館 風見鶏の館＆ラインの館 ナイトビューツアー』企画も実施する。風見鶏の館では、非公開の屋根裏部屋から、神戸の夜景を楽しめる特別な体験も用意。開催日は9月2日(土)、9月6日(水)、9月9日(土)、9月13日(水)、9月16日(土)、9月20日(水)、9月23日(土)、9月27日(水)、9月30日(土)で、開催時間は18:00～19:30となる。

神戸北野ホテルの総支配人・総料理長の山口浩シェフの創意工夫によって、普段は廃棄されてしまう未利用魚の新たな可能性をSDGsメニューとして提案するプログラム『神戸北野ホテルで楽しむサスティナブルランチ』も提供する。こちらは、スタッフによる解説付きのサスティナブルランチコースとなる。なお、開催日は7月12日(水)、8月14日(月)、9月4日(月)で、開催時間は12:00～14:00だ。

さらに、灘五郷の銘酒「福寿」の蔵元「神戸酒心館」で、明治時代に神戸旧居留地で開催された初期の西洋クラシックコンサートを当時の資料をもとに再現した『Terroir de Kobe　灘の日本酒と音楽の宴 ディナーショー』の開催も。音楽プロデューサー・南出卓さんによる「知られざる神戸のクラシック音楽」のトークショーのほか、関西で活躍するピアニスト・米本彩夏さんによる歴史的な曲目や名曲の演奏が披露される。

また、神戸酒心館スタッフによる日本酒の解説もあり、神戸の文化・芸術・歴史を、特別会席とともに五感で堪能できるだろう。開催日は9月9日(土)で、時間は17:30～20:30となる。

加えて、神戸ポートピアホテルの鉄板焼「但馬」では、神戸ビーフと兵庫五国の食材の特別コース『鉄板焼で兵庫五国の食を愉しむ「神戸ビーフ 兵庫テロワールコース＆ソラフネ神戸」』を用意している。食事中には、神戸ビーフのルーツや特長について、焼き手よる解説付きだ。開催日は7月1日(土)～10月31日(火)となるが、定休日があり、また前日17:30までに要予約が必要だ。なお、提供時間は17:30～20:00となる。

神戸エリアでの未知なる体験を、この機会に堪能してみては。

特別体験プログラム特設サイト：https://hyogodckobe.book.ntmg.com/

(綱嶋直也)