トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

LOCAL

福島県で行われている「お互いさまチケット」の取り組みが、広島県でスタート!

このエントリーをはてなブックマークに追加


「ペイフォワード・お互いさまチケット」の開所式が、広島市中区大手町にある「たかマールこども食堂」にて、6月8日(木)16:00~16:30に開催される。

開所式では、地域の連帯と互いを支える文化を広めるための「ペイフォワード・お互いさまチケット」の概要を紹介。開所式のあとは、こども食堂を見学する予定だ。

福島県発の「お互いさまチケット」が広島県でも開始

チームふくしまによる活動の一つである「お互いさまチケット」の取り組みは、福島県で始まり、今回広島でも初めて展開されることとなった。

「お互いさまチケット」は、チームふくしまの副理事長を務め、東日本大震災以前から福島の経営者として福島のために尽力してきた故・吉成洋拍氏が生前行っていた「お互いさまの街ふくしま」の取り組みの一つ。

この仕組みを導入している店舗で見知らぬ誰かのためにチケットを購入することで、チケットを利用する人が無料で食事できる仕組みとなっている。福島県内が「困ったときはお互いさま」の気持ちで溢れてほしい、という想いから始まった取り組みで、県内100店舗の導入を目指している。

「お互いさまチケット」には、恩を受け取ったら別な誰かへ恩を送ってほしい、という願いが込められている。今回導入を開始する「たかマールこども食堂」も、平和都市広島からお互いさまが溢れる循環をつくりたい、との願いから始めることとなったという。

「お互いさまの街ふくしま」の取り組みに共感

オフィスフローレこども食堂運営部およびマール村は、昨年8月に広島市中区鷹野橋商店街内に平日毎日開くこども食堂をオープンし、多くの人が利用した。こども食堂は、西日本豪雨災害がきっかけで、災害直後に被災地で開設され始まった。

グループ会社であるグレースラーンは、脳食育をベースに健康に留意した食事を昼は「たまわに cafe」で提供し、夕方16:30からは「たかマールこども食堂」として子どもたちに温かい食事を提供している。この取り組みは居場所づくりを通じて商店街全体の活性化を目指している。

今回、オフィスフローレこども食堂運営部とマール村は、「お互い様の街ふくしま」の取り組みに共感し、西日本初となる「お互い様チケット制度」の実施に至った。

福島で始まり、広島で初めて展開される「お互いさまチケット」の取り組みに注目しよう。

■開所式概要
開催日時:6月8日(木)16:00~16:30
会場:広島県広島市中区大手町5-8-1 たかマールこども食堂内
出席:ルワンダの教育を考える会 理事長 永遠瑠マリールイズ氏
   チームふくしま代表理事 半田真仁氏

お互いさまの街ふくしま:https://sites.google.com/view/otagai-sama

(江崎貴子)

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事