木下グループ 木下工務店は、2×4工法3階建ての新モデルハウス「池袋展示場」を6月3日(土)、池袋・千川ハウジングギャラリー内にオープン。
都市型デザイン住宅「アーバングランシス」を展示している。
家の中の農園で野菜を水耕栽培
世界情勢の悪化による物価高騰が続く中、国民の生活への影響も続いている。また、世界的な自然災害の発生や天候不順、世界人口の増加による食料需要ひっ迫のリスクも年々高まってきている。
「池袋展示場」は、「それなら家庭菜園を作って、エネルギーだけでなく食料の自給自足も目指そう」という考えのもと、自分が必要とし消費する食料はできるだけ自分の家で生産する「家産家消」という考え方をテーマに掲げている。SDGsの持続可能な社会を目指す取り組みにも繋がる、「家の中で農業ができる仕組み」を提案している。
家庭菜園のための敷地面積をとることや、建物が近接する中で必要な日当たりを確保できない都市部での農業を実現するために、「太陽光発電を利用した、植物育成LEDライト」「雨水利用の水耕栽培(ハイドロポニック)システムの菜園」といった工夫を取り入れている。
また、「自宅内での農業に有利な水耕栽培」は、栽培に適した土をつくる必要が無く、収穫後も土を処理する必要がない。さらに、土を使わないため虫がつきにくく、無農薬栽培が可能になる。加えて、作物が養液によって効率よく栄養を吸収できるので、成長スピードがより早く、大きく育つ。
農業経験を問わず栽培できる“ハイポニカ”
水耕栽培には、協和の“ハイポニカ”を採用。協和の公式サイトによると、従来の農業技術では人間が植物をコントロールして栽培するが、“ハイポニカ”では植物が持つ潜在能力を最大限に発揮できる環境を整えることにより、飛躍的に生産性が上がるという。
“ハイポニカ”で育てた植物が大きくなる秘密は、根にある。土や培地などの抵抗が無い快適な環境下では、植物は根を自由に伸ばせる。根の発育を最大限に促すことで、植物は栄養吸収を活発に行い、病害虫にも強くなる。これにより“ハイポニカ”では、土耕栽培よりも早く、大きい作物の成長が可能となる。
また、“ハイポニカ”は、養液や温度・湿度など安定した環境で世話ができるため、農業経験を問わずに栽培管理が行え、再現性の高い収穫に繋がる。
外観や間取りにもこだわり
外観は、洗練されたスクエアなフォルムの中に、板貼りのエントランス周りが、重厚感と優しさを醸し出している。
間取りは、住まいの各フロアに「育成室」をレイアウトすることで、日常生活の中に農業がある暮らしが可能に。また、居室からガラス越しに見える菜園は、美しいインドアグリーンとなるようデザインされている。
さらに、2階にLDKと水廻りを集約することで、上下階の移動もストレスなく3フロアを有効活用できる。LDKは、ルーフバルコニー側に大きな窓が設けられており、都心でも気兼ねなく開放的な寛ぎ時間を過ごせる。
暮らしの中に農業がある住まいを、モデルハウスで体感してみては。
■木下工務店 池袋展示場
住所:東京都板橋区向原1-5-6 池袋・千川ハウジングギャラリー No.3
詳細ページ:https://www.kinoshita-koumuten.co.jp/news/2023/06/01_1100559327.html
(yukari)