7月23日(日)に大阪市住吉区でろーたすが同志社大学の喜劇研究会と講談師の旭堂南歩さんを招き「お笑い夏フェス」を開催する。
笑って、食べて、楽しめるイベント
「お笑い夏フェス」は、旭堂南歩さんが司会を行い、
同志社大学の喜劇研究会のお笑いライブ、
フリースクールに通う子どもたちが畑で育てた野菜を使って作ったカレーの提供や、ヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、ジュース販売、
ろーたすオリジナルグッズの販売と、笑って、食べて、楽しめる内容のイベント。なお、参加予約不要だ。
イベント開催への思い
ろーたすでは「1人1人の自己実現」を理念に掲げている。それは言い換えれば「子どもたちがそれぞれの立場で、自らの力を存分に発揮し、幸せな人生を送ること」。
そのため、学習はもとより「体験活動」や「行事参加」をとても大切にしてきた。
ろーたすは、「地域と不登校の子どもたちの交流の場を作りたい!」「コロナ禍の影響で元気のない地域の人たちに『笑い』で元気を届けたい!」「1人でも多くの人に、学生お笑いの魅力を知ってほしい!」等の思いから、イベントを開催する。
「お笑い夏フェス」は、ろーたすの学生ボランティアが企画・運営をしており、学生×NPO×不登校の子どもたちによる、夏フェスだ。
ろーたすについて
ろーたすは「1人1人の自己実現」という理念のもと、自分の可能性を最大限に発揮できる人になってほしいとの思いで、学校に合わない子への教育の提供(フリースクール)や、困窮世帯の子どもたち向けに「ろーたすアフタースクール」の運営をしている。
また、自宅から出られない人には訪問支援も行っている。地域に根差し、学生ボランティアもたくさん来訪している、とても活気のある法人だ。
フリースクールの現状
フリースクールは現状「学校に行けない子どもたちが仕方なく行く場所」として捉えられがちだ。
「フリースクールで子どもは育つのか?」「フリースクールは特別な子育てではないのか?」等、社会の懐疑的な目が、親が子どもを学校以外の教育機関に通わせようとする手を引き止めている。
学校に行けないことに自信をなくし、自殺未遂をした子や、不登校が原因で親や本人が精神疾患になってしまったという過去を抱える子どもたちが、ろーたすにはたくさんいるという。学校に行けないだけで、その後の人生を左右されてしまう現状をろーたすは変えていきたいそうだ。
そこでろーたすは、学校に行けなくて悩んでいる子どもたちが、フリースクールに堂々と通えるように、フリースクールをいままでの“サードプレイス(第三の居場所)”という立場から“セカンドプレイス(新たな教育の選択肢)”にしたいと考えているという。
学生×NPO×不登校の子どもたちによる、夏フェスである「お笑い夏フェス」に参加してみては。
■お笑い夏フェス
開催日時:7月23日(日)11:00~16:00
会場:苅田北福祉会館
住所:大阪府大阪市住吉区苅田3丁目2−24
入場料:500円(大人子ども問わず)※来場予約不要
ろーたす公式サイト:https://lotus20190401.work/
(角谷良平)