GitMindは、マインドマップ作成に特化したマルチプラットフォームツール。最新バージョンでは、ChatGPTの導入により、AIアシスタントと自動マインドマップ生成機能が追加された。
チャットボックスを活用
今回GitMindに新規実装された機能の1つがAIアシスタント機能。ユーザーがマインドマップを作成する際に、マインドマップ画面の右端にあるロボットのようなアイコンをクリックすると、AIアシスタントとのチャットボックスが表示。そこからAIに知りたい情報を聞き出すことができる。もちろん、マインドマップの作成に必要な情報だけでなく、マインドマップを作成する必要がない時も、ChatGPTのようなチャットロボットとして利用可能だ。
さらに、良いプロンプトを入力すれば、マインドマップの作成も楽になるのがポイント。例えば、AIアシスタントに問題をアウトライン形式で回答させれば、内容をコピーしてマインドマップとして直接貼り付けることも可能となる。
AIによる自動マインドマップ生成
自動マインドマップ生成機能は、ユーザーがマインドマップに選択したノードの内容をテーマとして、自動的にアイデア、質問やマインドマップを生成する機能。生成可能なノードは最小3つで最大8つとなっている。この機能により、ユーザーは作成中のマインドマップのテーマについての情報やアイデアを簡単に取得し、手動でマインドマップを作成する手間も省くことができる。
さらに、GitMindのAIは簡単なプロンプトだけでマインドマップを生成可能。PDF、PowerPoint、Wordなどの形式の文書ファイルを読み込み、内容を自動的に解析し、最適なマインドマップを生成する。また、生成されたマインドマップは、編集可能な形式で保存されるため、ユーザーは自由に編集することができる。これにより、ユーザーはより迅速にマインドマップを作成することができるのも嬉しい。
既存の機能も充実
もちろん、既存の機能も充実。ノード編集、画像挿入、関係線などマインドマップとしての作成機能はもちろん、マインドマップをより見やすく、美しくするためのテンプレート、背景、スタイルなどのカスタマイズ機能が搭載されていて、より個性的で多彩なマインドマップが作成できる。
そして、気になるノードの内容へのコメント機能があり、共有されるマインドマップをみる際に意見やアイデアを残すことができる。共有はもちろん、マインドマップの共同作成・編集も可能で、同僚や友達と同じテーマについてブレインストーミングする際に活躍しそうだ。作成したマインドマップはパワーポイントのように、プレゼンするスライドショー機能も用意されている。
さらに会社や組織利用のために、グループ機能ことプラネット機能もあり。プラネットのメンバーだけが閲覧・編集するマインドマップの作成・管理もできる。
セキュリティを重視
ユーザーのアップロードした文書ファイルは、マインドマップ作成の後、サーバーから削除される。作成したマインドマップも、保存されているAIとのチャット履歴は厳格なセキュリティ対策が施されており、ユーザー本人以外は誰もアクセスできない。不要となったマインドマップやチャット履歴はもちろん自分で完全に削除できる。
今後もユーザーのニーズに合わせた機能強化を行っていくというGitMind。GitMindのAIを活用してより便利で効率的なマインドマップを作成し、学習・ビジネス・プロジェクトの成功に繋げてみては。
GitMind公式サイト:https://gitmind.com/jp/
(山川温)