岡山県笠岡市は、移住・定住促進プロジェクトの一環で発刊した、笠岡の“いま”を伝えまちへの愛着を育むフリーマガジン『カサオカスケッチ』のvol.4を、7月3日(月)より、市内の笠岡市政策部定住促進センター、笠岡市立図書館、取材店舗のほか、岡山市・倉敷市・福山市を中心に配布を開始した。
第四弾のテーマは「子育て~こどもがまんなか~」
第四弾は“こどもがまんなか”と題し、地域全体で子どもを見守る島の小さな保育園や、二拠点生活を経て笠岡に暮らしの拠点を置いた家族のインタビュー、
子ども用のメニューが充実した親子で訪れたいカフェなどを紹介している。
かつての日本では、三世代同居型の家族が多いことや、地域社会での相互互助により、親以外にも多くの大人が子どもに接し、地域社会全体で子育てを担っていた。しかし、生き方の多様化や都市化が加速している今、子育ての社会化は難しい問題となっている。誌面で紹介している「富岡保育園」には、毎日通う近所のお年寄りがいて、子どもたちから「じいじー!」と呼ばれ一緒に遊んでいる。いまを生きるキラキラした子どもたちや、その子たちの未来に対して、私たち大人や地域、まち全体でなにができるのか。そう考えると子育ては他人事ではない。子育てがしやすいまち、子育てについてちゃんと考えているまちには未来がある。
『カサオカスケッチ』のvol.4は、子どもを育てている人、そうでない人、全ての大人に向けた“子育て”をテーマとした一冊となっている。
誌面に掲載されているスポットを紹介
「くわのみすくすく園」は、笠岡諸島のほぼ中心に位置する白石島に昨年開園した、島唯一の保育園施設。現在通っているのは、島で暮らす2人の女の子。そして保育士の三宅さんは、自身も白石島へ移住し、地域おこし協力隊として島を盛り上げている。
「富岡保育園」の広々とした庭園には、一般的な保育園には珍しく遊具が一切なく、樹木と小高い丘があるのみ。園目標は、“あそべる子ども”。自由なあそびを通して子どもたちの自主性を育んでいる。そして保育を中心とした地域づくりにも積極的に取り組んでいる。
笠岡市について
笠岡市は、岡山県の西南部に位置する小さな港町。南は瀬戸内海に7つの有人島、北は緑豊かな山や田んぼが広がっている。日本で2番目に大きい笠岡湾干拓地にある道の駅では、菜の花やひまわりが咲く広大な花畑があり、年間を通して多くの観光客が訪れている。また、宝島社が発行する移住者向け月刊誌『田舎暮らしの本』2021年2月号が発表する「2021年版住みたい田舎ベストランキング」において、小さな市部門の自治体269の中で総合部門第12位を獲得。穏やかな気候や充実の子育て支援が支持されている。
フリーマガジン『カサオカスケッチ』は、笠岡市役所定住促進センター宛てに切手(1冊140円、2冊210円)を送れば、郵送で受け取ることも可能だ。『カサオカスケッチ』vol.4を通じ、“こどもがまんなか”にいる笠岡の暮らしに触れてみては。
笠岡市公式Instagram:https://www.instagram.com/kasaoka_sketch/
笠岡おでかけ情報:https://www.setouchi-sanpo.com/features/kasaoka-sketch/
■笠岡市役所定住促進センター
住所:岡山県笠岡市中央町1-1
(yukari)