東京・京橋のアーティゾン美術館が、4〜6階展示室にて好評開催中の「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」展の会場の様子を伝える動画を公開した。
約250点の作品を紹介
印象派を起点として、20世紀初頭の革新的な絵画運動の後、抽象絵画が生まれ、2つの大戦を経てさらに展開していく様子を、おおよそ1960年代まで、フランスを中心としたヨーロッパ、アメリカ、そして日本の動向を中心に展観する同展。
会期は6月3日(土)~8月20日(日)で、石橋財団コレクションから新収蔵作品95点を含む約150点、国内外の美術館、個人コレクション等から約100点、あわせて約250点の作品を、アーティゾン美術館の全展示室を使って紹介している。
メインビジュアルのほか現代作家作品も登場
今回、展示会場を鑑賞者の視点を通して見ることができる特別動画を公開。冒頭を飾るポール・セザンヌ『サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール』、同展のメインビジュアルであるフランティセック・クプカ『赤い背景のエチュード』ほか、ヴァシリー・カンディンスキー、ジャクソン・ポロックらの名画に加え、展覧会の最終セクションに展示されているリタ・アッカーマン、鍵岡リグレ アンヌ、婁正綱、津上みゆき、柴田敏雄、髙畠依子、横溝美由紀といった7人の現代作家の作品も登場する。
特別動画で、抽象画の覚醒に迫る展覧会の雰囲気を体感してみては。
■アーティゾン美術館
住所:東京都中央区京橋1-7-2
開館時間:10:00~18:00(8月11日を除く金曜日は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
入館料(税込、日時指定予約制):ウェブ予約チケット1,800円、当日チケット(窓口販売)2,000円、学生無料(要ウェブ予約)
※中学生以下はウェブ予約不要
HP:www.artizon.museum
スペシャルサイト:https://www.artizon.museum/exhibition_sp/abstraction/
アーティゾン美術館YouTube公式チャンネル:https://www.youtube.com/@artizonmuseum4837
(佐藤ゆり)