大量生産大量廃棄を前提としない、新しい形のものづくりを行う、オーダーニットブランド「Haut tricot」がECサイトにデザインシミュレーターを導入。
デザインとサイズをカスタムできる、ボーダーニットとニットTシャツを販売中だ。
「Haut tricot」について
「Haut tricot」は、3Dプリンターのように縫製不要で丸々一着のニットを編み出す、「ホールガーメント(※)テクノロジー」を導入して、完全受注生産を行っているD2Cニットブランド。
価格は、長袖¥24,200、ニットTシャツ¥20,900で、どちらも納期は2週間程度だ。
4000通り以上のパターンから自分らしさを表現
長袖はボーダーの幅を4種類から選択可能。色の組み合わせは、ベースカラーとボーダーカラーをそれぞれ33色から選べる。
4×33×32=4000通り以上のパターンから、自分らしさを表現する一着を作ってみよう。
ECサイトにニットシミュレーターを導入
ニットデザインのシミュレーターをECサイトに導入しており、デザインの確認から注文まで行っている。
コーディネート用にパンツのカラーも変更でき、色合わせの参考にも利用可能だ。
米国産の海島綿を100%使用
「Haut tricot」には、米国産の海島綿が100%使用されている。海島綿は、シルクと見間違うような光沢と、カシミヤのような柔らかい肌触りが特徴。15ゲージのハイゲージで編みたてた柔らかな薄手の素材は、長袖は春から秋、半袖は夏の着用がぴったり。
手入れは家庭での手洗いや、ネットに入れてドライコースでの洗濯が可能だ。
シルエットや寸法のオーダーも可能
さらに、+2,200円のオプションでシルエット調節も可能。
着丈と袖丈と身幅を1cm単位で調整でき、体系や好みに合わせたシルエットを選べる。ただし、ニットは伸縮性があるため、測り方や置き方で誤差が出る場合がある。
シームレスニットの極上の着心地
「Haut tricot」は、「ホールガーメント」でまるっと一着を編み上げているため、縫い目がない。最高級素材を使ったシームレスニットの、極上の着心地の良さを味わえる。
さらに縫製や裁断のサプライチェーンを通さないため、高品質、低価格、短納期を実現している。
衣料廃棄と環境負荷を減らす
洋服は多くの工程を経て、半年から1年かけて規格、生産される。需要予測や適量生産が難しく、世界第二の環境汚染産業となっている。「Haut tricot」は、テクノロジー生かした完全受注生産で愛着の沸く一着を作ることで、衣料廃棄と環境負荷を減らしている。
4000以上のパターンから選べるカスタムボーダーニット&ニットTシャツを手に入れてみては。
「Haut tricot」公式サイト:https://hauttricot.com/
※「ホールガーメント」は島精機製作所の登録商標
(角谷良平)