実業之日本社から、ギリシャ神話のエピソードをまとめた児童書『ぶっ飛びまくるゼウスたち』が、7月24日(月)に発売された。
ギリシャ神話のエピソード30個を掲載
“面白くないものが何百年も語りつがれるわけがない!”という、西洋神話研究家の庄子大亮先生。
同氏が監修する『ぶっ飛びまくるゼウスたち』1,360円(税別)には、ぶっ飛んだギリシャ神話のエピソードが30個掲載されている。
例えば、父の頭からパッカーンと生まれた戦いの女神・アテナや、何も悪いことしてないメデューサが完全防備の人間に倒される!?といったエピソードが掲載されている。
人間・ペルセウスは父・ゼウスのつてなどを使って、鏡のような盾、金剛の鎌、空を飛べる靴、姿を消す帽子をゲット。至れり尽くせりの、超過保護フル装備で、ゴルゴン3姉妹退治に出かけた。しかも、末っ子のメデューサだけ、なぜか不死身じゃないという情報もゲット。それなら、狙いはメデューサただ一人!姿を消し、首をズバッとはねた。……あれ、メデューサ、何も悪いことしてない……。髪が蛇の怪物というだけで倒されてしまった、メデューサ、なんてかわいそうな怪物なんだ……。(本文より一部抜粋)
「神様なのに、そんなのあり?いや、神様だからありなのか?」とツッコミどころ満載のギリシャ神話が、同書ではわかりやすく楽しく紹介されている。
ふりがな付きで小学4年生から楽しめる
そのほか、“推し”の彫刻に恋して一緒に寝るピグマリオン、生まれたその日に牛を盗むどろぼうの神・ヘルメス、天の川は実は神・ヘラの母乳だった!?、くじ引きで死者の国を担当させられてしまった冥界の王・ハデスなどのエピソードも掲載。また、ふりがな付きのため、小学4年生から大人まで楽しめるのも嬉しい。
笑って学べるギリシャ神話の本『ぶっ飛びまくるゼウスたち』を、この機会に手に取ってみては。
『ぶっ飛びまくるゼウスたち』について:https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-65045-6
(江崎貴子)