スタンダーズは、転職面接で「選ばれる」方法を「面接が苦手」という人にもわかりやすく教える書籍『転職は話し方が9割 ~転職内定率90%のアナウンススクール代表が教える!~』1,650円(税込)を、7月19日(水)に刊行した。
同書は、全国書店・ネットショップで購入できる。
松下公子氏が転職面接を突破するノウハウを解説
同書は、転職を考えているけれど今一歩踏み出せない、そもそも面接でうまくいく自信がないという人に、著者の松下公子(まつした・きみこ)氏が転職面接を突破するノウハウを教えてくれる一冊だ。
同氏は、いくつもの放送局を渡り歩いてきた元アナウンサーであり、アナウンススクール代表として多くのアナウンサー内定者を輩出、2022年はNHKキャスターとして17人の内定を出している。
転職で選ばれるキーワードは「共感」
転職面接というと、「とにかくキャリアも豊富で才能溢れる『スゴイ自分』をアピールしなきゃ」と誰でも思いがちだが、採用する側にしてみればいちばん重要なのは、すぐに即戦力として活躍できるかどうかという「機能的価値」と、この人となら一緒に働いてもいいと思ってもらえる「情緒的価値」の2点だという。
そして「機能的価値」「情緒的価値」をつくるのに必要なのは、面接者に「共感」してもらえる話をすること。そのための著者オリジナルのプレゼン手法「共感ストーリー」のつくり方が同書では詳しく解説されている。
「共感ストーリー」とは、「自分の経験と思いを語ることで、大事な場面で選ばれる」というプレゼン手法だ。重要ポイントは、自分がやってきた経験にプラスして、そのときに得た思い、感情もワンセットで伝えること。
具体的に「自分の今までの人生のなかで大きな出来事が起きたとき、どう感じたのか?」をグラフに書き出してみて、面接官が「共感」を示してくれるストーリーを作ってみよう。
このストーリーの出来次第で、面接がうまくいくかどうかの9割は決まるという。
松下公子氏について
松下公子氏は、1973年茨城県鹿嶋市生まれ。STORYアナウンススクール代表/STORY代表取締役。
アナウンサーを目指したのは、大学3年時に彼氏に振られたことがきっかけ。みんなに愛される女子アナになって見返したいと思った。しかし、第一印象が怖い、近づきづらいという見た目コンプレックス、さらに、コネなし、2流女子大出身、茨城なまりと4重苦に苦しむ。パッと見の印象ではなく、自分のことをわかって欲しいという思いから、アナウンサー受験では自分の経験と思いを熱く語る。
その結果、25歳フリーターでアナウンサーに内定。テレビラジオ4局のステップアップを果たす。その後、共感で選ばれるプレゼン手法「共感ストーリー」としてメソッド化。
同氏が代表であるSTORYアナウンススクールでは、認定講師とともに個別指導で「共感ストーリー」メソッドを使った志望動機、自己PRを一緒に作成。面接における伝え方の指導も行い、NHKキャスターや地方民放局アナウンサーの内定に導いている。現在は一般企業の転職など選ばれる人になるサポートや講演活動を行っている。著書に『「たった1人」に選ばれる話し方」』(standards)がある。
『転職は話し方が9割 ~転職内定率90%のアナウンススクール代表が教える!~』を味方に、転職活動をしてみては。
スタンダーズ公式サイト:https://www.standards.co.jp/book/book-7593
(角谷良平)