社会的起業家支援を行うSINKaは、社会課題である地下資源争奪の問題や食品ロス問題の解決のために、「みんなのねんどSDGsコンテスト2023~未来はつくれる、感動をつなげる『子ども企業家』発掘プログラム~」を開催。8月15日(火)まで参加申し込みを受付中だ。
豊かな地域社会を子どもたちに繋ぐ
SINKaは、2006年4月から福岡を拠点に九州・全国での社会起業家創出支援ネットワークを母体として、公益活動団体支援、人材育成・教育事業、企業の社会貢献・CSV・SB事業、事業型NPO育成事業、各種セミナー開催などの事業を通じて、人・事業・組織を創り出し、100を超える組織・事業を輩出し、社会を豊かにする取り組みを展開してきた。
地球温暖化や異常気象などの環境問題、高齢化や少子化などの人口問題、社会課題は山積みだ。そんななか、同団体は子どもたちに何を残すことができるかと考えた。
そこで、北海道のまゐらすが開発した、お米、とうもろこし、じゃがいもなどの残野菜を使った地球にやさしい循環型の新しいねんど「みんなのねんど」に注目。
そして今回、地下資源争奪の問題や食品ロス問題の解決のために、「みんなのねんど」で作品をつくり、あそび終わったらゴミで捨てずに土に戻っていく様子を観察する、子どもと一緒にあそびながら学べる日本初のコンテストとして「みんなのねんどSDGsコンテスト2023」を開催することとなった。
まゐらすは、ねんどなどの子ども用おもちゃや雑貨を活用して、みんなでたのしく社会課題の解決と地球環境を良くしていくことを目指している。
副題の「~未来はつくれる、感動をつなげる『子ども企業家』発掘プログラム~」には、美しい地球を未来の子どもたちの手によってより良いものにしていくため、子どもたち自身で課題を見つけ、課題解決に向けて地域と共に躍進してほしい、という願いが込められている。
どんな思いで、どんな作品を作って、どこに飾って、どうやって観察するか、アイディアは無限大。遊びながらSDGsを学べ、夏休み中のレクリエーションに最適だ。
「みんなのねんどSDGsコンテスト2023」概要
応募対象は、3歳~小学生の子どもがいる家族や友人同士などのグループ、または、3才~小学生の子どもがいる団体(保育園、小学校、クラブ)。
参加申し込み期間は7月15日(土)~8月15日(火)。参加に必要な「みんなのねんど」は無料配布となっており、申し込み後1週間前後で福岡市内より発送される。それを使用して作品を作って、自然に戻っていく様子を観察して応募する。応募期間は、8月15日(火)~9月30日(土)。審査会は11月、各受賞作品の発表と表彰式は2024年2月の予定。詳しくは、コンテスト詳細ページでチェックしてみて。
また、記念すべき第1回開催となる「みんなのねんどSDGsコンテスト2023」の企業・個人サポーターを募集している。社会課題の解決やSDGsの推進に興味のある人は事務局まで連絡を。
コンテスト詳細ページ:https://www.sinkweb.net/2023/06/post-320.html
SINKa HP:https://www.sinkweb.net/
まゐらす HP:https://www.mairas.co.jp/
(山本えり)