幼稚園から大学までを有した総合学園「明星学苑」は、2023年に学苑創立100周年を迎えた。それを記念し、8月3日(木)～30日(水)の期間、多摩モノレールの1編成全体を装飾した明星学苑100周年記念列車「MEISEI 100」を多摩モノレール線内で運行している。

運行区間は、多摩モノレールの多摩センター駅-上北台駅。また8月9日(水)～9月6日(水)の期間は、「MEISEI 100」の運行車両のほか、多摩モノレールの各車両にカラフルな紙風鈴が登場する。

車内を彩る100個以上の紙風鈴

「MEISEI 100」の最大の見どころは、車内に飾られたカラフルな「紙風鈴」。100周年を記念して制作されたカラフルなビジュアルを、「風」を感じる紙製の風鈴に展開した。なお、紙風鈴の色は、スクールカラーを「分色」するイメージでつくった色で構成されている。

「MEISEI 100」のためにデザインされたオリジナル風鈴は、1枚の紙から組み立てられており、紙風鈴を車内に飾り付ける仕上げの作業には、明星大学の学生も加わった。

コンセプトは「新たな時代の風を感じよう」

「MEISEI 100」の企画コンセプトは、「新たな時代の風を感じよう」。将来について考えることも多い夏、「風」を感じる風鈴をきっかけに、モノレールに乗り合わせた人たちがこの先の人生を謳歌しよう、楽しもうと思えるきっかけづくりになればと企画された。

共創のメッセージの発信を目指す

明星学苑は1923年に「明星実務学校」として多摩の地に誕生し、2023年に創立100周年を迎えた。それを機に次の100年を見据え、これからの社会の変化の中で明星教育が目指す姿を示す「Next100ビジョン」として「自ら変革し続け、新たな時代、新たな世界を謳歌する人間性あふれる卒業生を輩出する学苑」を定めた。

明星学苑は、「Next100ビジョン」のもと、これからの時代に活躍する人を育成するための様々な取り組みを今後も展開していくという。

今回の「MEISEI 100」の企画は、明星学苑を創り上げてきたすべての人と多摩地域の人たちに100周年を迎えられたことへの感謝を伝え、さらには新ビジョンのもと、これから明星学苑を一緒に創り上げていくすべての人とともに次の100年を歩むという共創のメッセージの発信を目指している。

なお、「MEISEI 100」は、車両の検査などの都合により運行しない日もある。

さまざまな思いが込められた「MEISEI 100」に注目だ。

明星学苑創立100周年記念特設サイト：https://www.meisei.ac.jp/100th
明星学苑公式HP：https://www.meisei.ac.jp/

(ソルトピーチ)