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「Gyoza Quest 毎日餃子TV」ショート動画から撤退、原点に戻り長尺動画で勝負へ

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アールキューブが運営するYouTubeチャンネル「Gyoza Quest 毎日餃子TV」は、総再生回数1億回を目前に、YouTubeショート動画から撤退した。今後は町中華・餃子の専門家としてお店の魅力を余すところなく伝えるため、長尺動画の配信に特化していく。

Gyoza Quest 毎日餃子TVについて

「Gyoza Quest 毎日餃子TV」は、自らも水餃子専門店「餃包」を東京・六本木で経営する曾さんが、町中華を中心に、全国の様々な飲食店をリアルなユーザーの声と共に紹介するチャンネル。40分を超える長尺動画が多く、デカ盛り、名物店主、看板娘などのコンテンツが人気だ。

各グルメ系テレビ番組のディレクターやリサーチャーが、同チャンネルのネタを元に番組制作することも多い。8月7日(月)現在のチャンネル登録者は16万人、総再生回数は9900万回となっている。

ショート動画撤退の理由

「Gyoza Quest 毎日餃子TV」では、半年ほど前からダイジェスト部分のみを切り抜いたショート動画の公開もスタートした。「新たなファン層を増やすことができたら」という想いで始めたが、想定を遥かに上回る再生回数となり、100万回超えを連発、最高680万回となった。それに比例してチャンネル登録者数の増加スピードも加速。


しかし、メインの長尺動画を見ず、ショートだけを視聴する登録者が増えることで、メイン動画の視聴率(登録者数に占める割合)が下がり、「YouTube内の評価が下がっていくのではないか、結果的に伸びないチャンネルになるのではないか」と疑念を持ったという。実際にあっという間に、視聴者の割合がショートメインのチャンネルになってしまうと同時に、メインの長尺動画の伸びの停滞を感じ始める。

紹介する店は素晴らしい店ばかりで、命がけで営業している様子を余すところなく伝えるには、本編動画を見てもらう必要がある。そこで、7月末には公開済のショート動画をすべて非表示にし、今後は長尺動画のみにするという原点回帰を決定。なお、40分を超える長尺のみでなく、15~20分程度の動画のニーズも高いため、そのテストも行う予定だ。

一方、ショート動画のファンも大切なので、ショート動画専門のサブチャンネル「毎日餃子TVショート」も開設し棲み分けを行った。また、8月26日(土)10:00~9月3日(日)23:59には、ヴィレッジヴァンガードと期間限定コラボグッズの販売も予定している。

曾さんのプロフィール


曾さんは2012年に餃子屋を開業、倒産の危機を3度乗り越える。 口コミサイト「トリップアドバイザー」で東京23区10万店舗中1位を3年連続獲得するほか、Google口コミ件数地域No1にも。 自店舗のみならず、暖簾分け店舗や卸先店舗の支援、コンサルティングも行う無類の餃子好きである。

現在は店舗経営のみならず、YouTubeを通して、良質なお店情報を世に広めることをミッションとしている。全国の飲食店をリアルなユーザーの声と共に紹介する「Gyoza Quest 毎日餃子TV」をのぞいてみては。

Gyoza Quest 毎日餃子TV:https://www.youtube.com/@GYOZA-TV
毎日餃子TVショート:https://www.youtube.com/@gyozatv_shorts

(さえきそうすけ)

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