Dog Yearsは、第1弾の作品として、スタイリスト・小山田孝司氏による書籍「なにがみてるゆめ」5,200円を8月11日(金)に発行した。
「なにがみてるゆめ」は、Dog Yearsウェブサイトで購入できる。
「なにがみてるゆめ」について
スタイリストの小山田孝司氏は、2020年1月から友人・知人たちに声をかけ、彼/彼女らを被写体に撮影を開始した。
この作業は今年の5月まで断続的に繰り返されており、最終的に被写体の数は287名、撮影を担当した写真家は22名にのぼった。
被写体が生活を営む土地や小山田孝司氏とともに訪れた場所で、被写体のその日のコーディネイトに、小山田孝司氏が集めた服や装具をそっと一点だけ加えて撮影された写真群は、ポートレート/ファッションスナップ/ドキュメントの間をゆるやかに縫いつけては解いていく。
「なにがみてるゆめ」という書名は、プレイステーションのロールプレイングゲーム「クロノ・クロス」内の一節からインスピレーションを得て名付けたそう。
小山田孝司氏の視線に注目
見えているが、存在しないなにか。見えているのは、夢なのか。その夢を見ているのは、なんなのか。
同書を通して、自己と他者、現実と虚構が揺らぐ境界を見つめ続けるものとしてある小山田孝司氏の視線に注目してみては。
小山田孝司氏が撮影を担当した写真家
「なにがみてるゆめ」で小山田孝司氏が撮影を担当した写真家は、天野裕氏氏、石村望氏、伊丹豪氏、岩澤高雄氏、岩渕一輝氏、岡﨑果歩氏、小濵晴美氏、金川晋吾氏、小財美香子氏、草野庸子氏、阪本勇氏、佐藤麻優子氏、佐内正史氏、Taka Mayumi氏、中村健太氏、松岡一哲氏、松田瑞季氏、三宅英正氏、村松正博氏、山本恭平氏、山本光恵氏、夢一平氏の22人だ。
著者について
小山田孝司氏は、1985年生まれでドレスメーカー学院のファッションビジネス学科を卒業した。時よりファッションディレクター山口壮大氏に師事しており、卒業後は、後藤慶光氏と共に高円寺キタコレビル内に古着屋「はやとちり」をオープン。2010年より、スタイリストとして活動している。
この機会に、スタイリスト・小山田孝司氏による書籍「なにがみてるゆめ」を手に取ってみては。
Dog Years公式Instagram:https://www.instagram.com/dogyears.space/
(角谷良平)