画箋堂と80&Companyが共同開発した画材からでてくる端材の額装マット紙をアップサイクルしたエシカルなルームフレグランス「artme-アトメ-」は、8月23日(水)〜11月14日(火)の期間、大丸東京店「明日見世-asumise-」へ出店する。
エシカルなルームフレグランス「artme」
「artme」は、アートを飾る過程において、本来は捨てられていたはずの端材にarome(香り)をまとわせた新しいart(アート)だ。近年、SDGsの広まりとともに、リサイクルやリペアをはじめとした資源の有効活用が求められている。
画箋堂は、画材屋として額縁のオーダーメイドを手掛けているが、その過程で大量の「額装マット紙」という厚紙の端材が廃棄になっていた。その量は、毎月の受注で使う額装マット紙の約3割、重量にして約20kgほど。額装マット紙は絵画の保護を目的としているため、品質が良く耐久性がある。
高級紙のため、何か価値のあるものに活かし生まれ変わらせることができないかとアイデアを模索している中で、耐久性を保ちつつも液体を含浸するという額装マット紙の特徴に注目し、アロマディフューザーへ転用することにした。
高級感のある佇まいで飽きが来ないデザイン
「artme」は、香りを吸い上げるリード部分に額装マット紙をアップサイクルしたエシカルなアロマディフューザー。京都産の精油をブレンドした菫、金木犀、黒文字の香りのオリジナルブレンドで、京焼・清水焼の器で高級感のある佇まいだ。
日本の伝統文様「立涌(たてわく)」をデザインしたリードは縁起のいい模様とされていて、シンプルでありながら飽きが来ないデザインとなっている。
大丸東京店「明日見世-asumis」へ出店
2021年にオープンした大丸松坂屋百貨店が運営する「明日見世-asumise-」は、想いあふれるモノとストーリーに出会い試せる「みらいのためのショールーム」。
「売らない店舗」といった愛称で知られ、店頭販売は行っていない。商品の見本を展示し、実際に商品を手に取ってもらう。購入したい場合は「QRコードを読み込んでECサイトから購入」という今までにない新体験型ショールームだ。
「出会いの循環」から新しい可能性を生み出す場として、ブランド、顧客、地域社会、百貨店の人と人との間に様々な出会いをつくり、つなぎ、循環させていくことで、予想もしていなかったような未来を世の中に生み出していく。
そうした想いを胸に店頭に立つ明日見世アンバサダーが、ここでしか知り得ない情報と商品に秘められた想いを伝える。
今回のテーマは、「active&rest」。心身を解放する、感情を動かす、自然とつながるの3つのラインナップをもとに、心と身体を動かす・癒すブランドを紹介する。
京都生まれのエシカルなルームフレグランスに興味がある人は、「明日見世-asumise-」へ訪れよう。
■明日見世-asumise-
場所:大丸東京店4階
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
明日見世-asumise-公式サイト:https://dmdepart.jp/asumise/
■artme販売場所
店舗:画箋堂 河原町五条本店
住所:京都府京都市下京区河原町通五条上る西橋詰町752
ECサイト:https://shop.gwasendo.com/?mode=f15
(佐藤 ひより)