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京町家を鰻屋に。祇園の情景と“一本うなぎ”を堪能できる「京都祇園うなぎ四代目菊川」

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うなぎ料理店「うなぎ四代目菊川」は、9月7日(木)、京都祇園の新橋通り/白川筋沿いに「京都祇園うなぎ四代目菊川」をグランドオープンした。2021年11月オープンの「うなぎ四代目菊川 京都ポルタ店」に続く京都2店舗目の出店となる。

祇園の情景とともにうなぎを食する新たな茶屋


「京都祇園うなぎ四代目菊川」は、京都・祇園の花街の一角にたたずむ明治時代に建てられた茶屋様式の京町家を、鰻屋としてコンバージョンした店舗。


既存建物は2棟が連なり、奥へ進むと2つの中庭が残存し、当時の姿がそのまま残っていた。この奥ゆかしさのあるかつての坪庭・座敷の関係性を客席に踏襲し、時間を経た素材が感じられる木組みを基調に空間を整え、京町家を活かしつつ、先人たちがかつて眺めていた祇園の情景とともにうなぎを食する新たな茶屋を目指した。


古き建物を残すと同時に新たな時間を注ぎこみ、最高の一匹を選び抜く人間の目と、うまみを最大限に引き出す人間の手で、日本の食文化を守ると同時にそのひと皿を進化させる。うなぎのほか、四季折々の京野菜に、京都を代表するお米ブランドや漬物・湯葉など、ここだから味わえる多彩な料理を提供し、五感すべてがうれしい時間を届ける。

名物は丸ごと一本の贅沢「一本うなぎ」

「うなぎ四代目菊川」は、老舗卸問屋として創業よりたくさんのうなぎと向き合うなかで、理想とする味わいや食感を逆算して最高の一匹を選ぶ目を養ってきた。


同店の名物は、選び抜いた最高の一匹をそのまま焼き上げる“一本うなぎ”。備長炭の強力な火にかけても負けない肉厚なうなぎの旨みを、職人が余すことなく引き出す。


ぱっと香ばしい皮、ふわっと肉厚な身。とろっと脂がのった、丸ごと一本の贅沢を「一本重」で味わってみよう。

こだわりの立場・鮮度・焼き・タレ


先祖から受け継ぎ守り抜いてきた、うなぎのための貯蔵施設「立場」。地下200mの井戸水を汲み上げたこの場所で、まずはうなぎをひと休み。井戸水で泥を抜くことで特有の臭みがとれ、素材が磨かれる。


おいしいうなぎの鍵を握るのは、なにより鮮度。素材の旨みを最大限に引き出すため、徹底的な品質管理を行っている。うなぎは活きたまま店舗に届き、職人が当日使用する分のみ捌く。ふわっとした柔らかな食感は、新鮮なうなぎの証だ。


最高の一皿を完成させる焼きの工程にもこだわりが。素材の旨みを逃さぬよう、備長炭を使い高火力・短時間で焼き上げており、職人の技が詰まった絶妙な焼き加減となっている。


焼きたてのうなぎは、創業以来守り続けてきた「秘伝のたれ」にくぐらせる。長い歴史のなかで磨き上げた自慢のタレと肉厚なうなぎの脂が絡み合うそのおいしさは格別だ。

新たな挑戦としてうなぎ専用日本酒も製造


また、「京都祇園うなぎ四代目菊川」の出店にあたり、新たな取り組みとして、京都伏見で一番古い酒蔵である増田徳兵衛商店が中心となったassemblage Clubとタイアップして、うなぎ専用日本酒をassemblage(アッサンブラージュ)を用いて製造。同店でしか味わうことができない日本酒とうなぎで、日本の食文化を堪能することができる。

同店の席数は全28席。平均予算は、ランチ4,500円、ディナー6,000円。

「京都祇園うなぎ四代目菊川」で、京町家の雰囲気とこだわりのうなぎを味わってみては。

■京都祇園うなぎ四代目菊川
住所:京都市東山区大和大路通新橋上る元吉町70番地7
営業時間:11:00〜15:00(L.O.14:00)/17:00〜22:00(L.O.21:00)
食べログ:https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26039727/

(山本えり)

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