福岡県直方市の取り組みに注目！ドキドキ＆ワクワクする未来をつくる「次世代夢プロジェクト2023」についてと、女子バレーボール・カノアラウレアーズ福岡とフレンドリータウンに関する協定を結んだことについて、それぞれ見ていこう。

ワクワクする未来へ！次世代夢プロジェクト2023

直鞍次世代産業研究会では、2016年から直方市・宮若市・小竹町・鞍手町からなる直鞍地域の小・中学生を対象に「次世代夢プロジェクト事業」を実施している。

8年目となる今年は、「ドキドキ！！ワクワク！！な未来をつくる」をキーワードに、将来のまちや生活の10年後はこうすればよくなるというアイディアを募集している。

■直鞍地域の次世代の人財育成と風土の向上を図る

同プロジェクト事業は、直鞍地域の小・中学生が、ものづくりへの親しみ、関心を醸成するためにデザインやアイディアを募集、表彰することで直鞍地域の次世代の人財育成と風土の向上を図ることを目的としている。

応募方法は、次世代夢プロジェクト応募用紙、またはWEBにてアイディアのイラストを描いて送る。応募用紙は応募専用ボックスに投入しよう。その際、名前、学校・学年、アイディア名を記入する。

■応募は郵送・FAX・WEBサイトから

応募専用ボックスの設置場所は、各市内小中学校、直方市役所庁舎1階正面玄関。市役所庁舎の開館は、午前8時30分から午後5時までとなっている。なお、直鞍産業振興センターへの郵送またはFAXでも受け付けている。また、WEBサイト「次世代夢プロジェクト2023募集中」からの応募も可能。

締め切りは9月15日(金)。応募優秀者には、次世代産業研究会会長賞や最優秀作品・入賞作品など9賞、奨励賞20賞程度を表彰する。

直鞍地域の小・中学生で気になる人は、デザイン、アイディアを応募してみよう。

直方市公式サイト：https://www.city.nogata.fukuoka.jp/sangyo/_1229/_13007.html　
直鞍情報・産業振興協会公式サイト：https://adox.jp/

バレーやスポーツ振興を軸とした地域活性化へ

また、直方市は、女子バレーボールチーム・カノアラウレアーズ福岡とのフレンドリータウンに関する協定の締結式を8月22日(火)に行ない、今後バレーやスポーツ振興を軸とした地域活性化へ向けた取り組みを進めることで合意した。

同チームは、福岡県初のプロ女子バレーボールチームであり、今秋からのV3への参戦を予定している今最も勢いのあるチーム。今後は、市の観光を含めた地域の活性化における協力を仰ぎつつ、バレーボールアカデミーの開催等を通じたバレーボール人口創出やレベルの底上げ、バレーのまちの復活、カノアラウレアーズ福岡応援を軸とした地域とのコラボレーションを目指す。

■Vリーグ加盟を目指す機運に乗じる

提携に至った背景としては、直方市では、かつて直方高校等が全国大会に常連として出場するなど、“バレーボールのまち”として名を馳せた時代があった。しかしながら、近年は全国大会から遠ざかっており、中学校の部活動においても、男子では直方第2中学校しか単独チームでの編成ができておらず、バレーがしたくてもできない、機会の提供すらままならない状況だった。

そういった中、女子バレーボールチームとしてVリーグ加盟を目指していた、カノアラウレアーズ福岡とは、市内の中学校でのバレーボール教室等の開催において協力を得て、プロならではの視点での指導を受けていた。今秋、同チームはVリーグ3部へ参入することが決まり、7月に開催された「2023Vサマーリーグ」でも他のVリーグ加盟チームにも勝利するなど勢いがあり、市として協力を目指していく。

提携の内容は、直方市におけるバレーボールアカデミーの開催、バレーボール教室の開催。スポーツや健康分野、観光を含めた地域振興でのSNSや映像作成での協力。チームの応援と地域振興を通じた地域活性化。選手の雇用や広告協賛企業集めへの支援となっている。

■U15 アカデミー無料体験会を実施

また、10月よりカノアラウレアーズ福岡U15アカデミー直方校が開校予定。新規開校にあたり、9月13日(水)19:00～21:00と、9月27日(水)19:00～21:00の日程で、「無料体験会」を実施する。

会場は直方市体育館。対象は、中学1年から3年で性別不問。持ち物は体育館シューズ、飲み物、タオルとなっている。

この機会に、カノアラウレアーズ福岡の応援に力を入れてみては。

カノアラウレアーズ福岡公式サイト：https://www.kanoa-vb.com/
無料体験会申し込み：https://www.kanoa-vb.com/academy.html

今後も直方市の取り組みに注目だ。

(suzuki)