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問題に直⾯した⼦どもが自らSOSを発信できるように。絵本製作のクラファン実施中

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⼦どもの⾃⽴⽀援を⾏うYour doorは、ヤングケアラー、児童虐待など問題を抱えている⼦どもを⽀援するため、問題に直⾯した⼦どもが自らSOSを発信できる、幼児期から学べる絵本製作のクラウドファンディングを9月30日(土)まで実施している。

「気持ちを伝えること」を幼児期から学ぶ絵本


全国の児童相談所における児童虐待相談対応の件数は年々増加しており、令和3年度の虐待対応状況は過去最多の26,047件(厚生労働省「福祉行政報告例」より)にも及んでいる。また、昨今ニュースで取り上げられている「ヤングケアラー」も増えており、“こどもまんなかの社会”実現のために、行政も状況把握や支援体制強化に力を入れているところだ。

しかし、困っていることがわからなければ、必要な支援や情報を届けることができない。本人が課題を認識していないケースも多く、実際には相談や通告により初めて認識されることも多い。

子ども・若者を取り巻くあらゆる複合的要因の中で、すべての子ども・若者が取り残されることなく、正しくそしてスムーズに自立できるよう自立のきっかけづくりを行っていきたいという思いから、2023年4月に設立されたYour door。問題が深刻化する前にSOSを発信する前段階として「自分の気持ちを知る」ことが重要なことと考え、「自分の気持ちを知ること」「気持ちを伝えること」を幼児期から学べる絵本製作を開始したという。

現職の教育関係者の意見も絵本に反映


絵本は、現職の教育関係者の「現場での意見」を第一に、Your door作成の文案を「くにたち男女平等参画ステーション・パラソル」監修のもと、修正を重ねて作成。子ども自身が持つ力や気づきを引き出せるよう、子どもに伝わりやすい文章とイラストからも、主人公の気持ちを感じられるよう工夫を重ねている。自分自身を大切にするというメッセージも含めながらSOS発信のベースを短い物語形式で展開している。

9月末までセカンドゴールに挑戦中

絵本製作のクラウドファンディングは8月半ばにファーストゴールを達成し、現在80万円のセカンドゴールに挑戦中だ。ページ掲載期間は、9月30日(土)23:59までとなっている。

絵本完成後は支援金を元に、立川市や小平市をはじめとする多摩地域および、東京都の教育機関、産科・婦人科等に無料配布するほか、読み聞かせや絵本を使ったワークショップやイベントを予定している。

Your door代表理事の思い

Your doorの代表理事は「(前略)自らの気持ちを知ること、伝えることでスムーズに問題が解決するケースも少なくありません。小さいうちから自らの気持ちを知ること、伝えることを絵本を通して楽しく学び、それがあたりまえのこととして過ごして欲しいと願っています」とメッセージを寄せている。

Your doorが目指す、子どもたちがSOSを自然に発信できる絵本の製作に協力しよう!

congrant:https://congrant.com/jp/
プロジェクト名:(絵本製作)子どもたちが自然に「SOS」を伝えられる絵本を届けたい!!

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