岐阜県岐阜市にあるアクティブGなど、JR岐阜駅周辺施設では、10月7日(土)・8日(日)・9日(月祝)の3日間、「第21回 GIFUクラフトフェア」を開催。「つくる、つながる、はばたく」をテーマに、全国から137組のクラフト作家が参加する。
GIFUクラフトフェアについて
岐阜県の伝統工芸やモノづくりが、羽ばたくきっかけとなるような企画を多数予定している「第21回 GIFUクラフトフェア」。岐阜県のモノづくりを見て、作って、食べて、その魅力を存分に感じられるイベントだ。
写真は昨年の様子だが、GIFUクラフトフェアは今年で21回目を迎える。県内外の来場者に岐阜を知ってもらい、岐阜の良さを広めるとともに、こだわりのクラフト作品に接する機会を提供している。
販売される作品は、木工品、陶芸品、アクセサリー、皮革品、ガラス製品など多岐にわたり、ここでしか手に入らない作品も多い。作品を購入するだけでなく、制作した作家と直接話せるため、作品に込められた想いや制作秘話などを聞くこともできる。
岐阜県のモノづくりを間近で
GIFUクラフトフェアでは、岐阜県に根付くモノづくりの歴史や技術を知ってもらうため、様々な催しを予定しており、伝統工芸の実演もそのひとつ。岐阜の伝統工芸といえば「岐阜和傘」や「岐阜提灯」だが、それらは職人の緻密な技術によって支えられている。
同イベントでは、岐阜和傘の「竹骨作り」や竹骨の穴に糸を通して装飾・補強する「糸がかり」、岐阜提灯の型に薄い和紙を貼りつける「張り」の実演を行う。繊細で手間のかかる工程を間近で見られるチャンスだ。
モノづくりを体験
作品を買ったり見たりするだけでなく、作れるのも同イベントの魅力のひとつ。今年は名古屋市出身のイラストレーター・松尾ミユキさんをゲストに迎えたワークショップを開催する。松尾さんが同イベントのために描き下ろしたイラストを使った美濃焼、岐阜和傘、岐阜提灯づくりを体験できる。
さらに、本格的な陶芸体験、飛騨の広葉樹を使ってお箸やカトラリー、マグカップなどを作るワークショップ、全国的にも有名な関市の刃物工場によるワークショップなど、岐阜県ならではのモノづくりを体験できる。
グルメも満喫
岐阜県を中心とした美味しいパン屋が集まる「岐阜のパンマルシェ」、秋ならではの芋や栗を使った和菓子を販売する「岐阜の芋・栗おやつマルシェ」にくわえ、県内の洋菓子店が12店集結する「岐阜の焼菓子マルシェ」を開催。
また、アクティブGや岐阜シティ・タワー43の飲食店舗では、飛騨高山で栽培されている希少な「宿儺(すくな)かぼちゃ」をはじめ、旬を迎えるさつまいもや栗を使った限定グルメが楽しめる「JA全農岐阜協力 宿儺かぼちゃと芋・栗フェア」を開催する。
さらに、昨年に次ぎ2度目の開催となる「出張!郡上おどり」も実施。10月7日(土)に開催、13時~・15時~・17時~の3回を予定している。
岐阜県に根付く伝統工芸やモノづくりを体験でき、グルメも楽しめる「第21回 GIFUクラフトフェア」を訪れてみては。
■第21回 GIFUクラフトフェア
日時:10月7日(土)、8日(日)、9日(月祝) 全日とも10:00~19:00 (※雨天決行)
場所: アクティブG、岐阜シティ・タワー43、JR岐阜駅、アスティ岐阜
入場 料: 無料
URL:https://gifu-craftfair.com/
(さえきそうすけ)