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【石川県小松市・能美市】色あざやかな焼き物“九谷焼”を見て知ってめぐる芸術祭「KUTANism」10月6日から開催

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石川県小松市・能美市の伝統工芸“九谷焼”の芸術祭「KUTANism(クタニズム)」が、10月6日(金)~11月5日(日)に両市の各所にて開催される。

九谷焼の多様さや奥深さを発見する機会を創出

九谷焼の魅力を発信するため、2019年より展覧会やツアーなど様々なプログラムを実施してきた「KUTANism」。2023年も、いよいよ来年にせまった北陸新幹線敦賀延伸に向けて、停車駅の小松市と、隣接する能美市の各所にて開催される。九谷焼を育んできた街を周遊することで、九谷焼の多様さや奥深さを発見する機会を創出する。

5回目となる今年度は、「産地の色を、さがす旅。」をテーマに、産地の魅力を知ってもらうべく、イベントやスポットを繋いで、産地を周遊してもらうことを目的としている。その切り口として「色」に着目。「色あざやかさ」は九谷焼の楽しみ方の一つであり、九谷焼を生み出す街も「色」を切り口に巡ることで、作り手とその工房、九谷焼を生み出す街の魅力を発見できるようになっている。

23か所のスポットを巡りシールを集める

今年度のプログラムは、展覧会で九谷焼を見る、工房見学で制作の場と人を知るという視点から九谷焼の魅力に迫る。九谷焼にまつわる施設も周遊スポットに加え、計23か所から抽出したアイコンカラーのシールを集めていくことで、「産地の色を、さがす旅。」を楽しむことができる。

ガイドブックには、スポット全23か所とそのアイコンカラーの紹介に加え、九谷焼をより良く知るキーワードやおすすめコース、会期中に産地で開催される九谷焼イベントも掲載。これを頼りに展覧会や工房、関連スポットを巡り、各スポットに置いてあるアイコンカラーのシールを表紙に自由に貼って、自分だけのガイドブックに彩っていく。集めたシールに応じて、九谷焼作家のうつわなどのプレゼントも用意されている。

展示会や工房見学、ワークショップを開催


九谷焼の展覧会は3か所で開催。小松市の叡智の杜 苔の里では、縁起ものとしてつくられてきた九谷焼の置物などを集めた「九谷のおきもの」展、


同じく小松市のジャパン九谷のふるさと「松雲堂」では、生活の中で九谷焼を使うヒントを紹介する「九谷焼と暮らす」展、


能美市の能美ふるさとミュージアムでは、九谷焼の柄模様に注目した「九谷に包まれる」展を開催する。

また、九谷焼の工房・窯元が仕事場を公開。どんな人の手で、どうやって生まれてくるのか、九谷焼の制作現場を知ることができる工房見学を実施する。作家や職人と直接出会う機会を通じ、九谷焼の奥深さを体感することができる。


錦山窯、


福島武山工房、


宮吉製陶参加をはじめとした11か所の工房・窯元が参加する。見学は事前予約制となっている。


また、「九谷焼の絵付け体験」「九谷焼×フラワーアレンジメント体験」「九谷焼×苔盆づくり体験」のワークショップも行われる。

イベントの詳細は「KUTANism」公式サイトで確認できる。「KUTANism」で九谷焼の多様さや奥深さを発見してみては。

■KUTANism
公式サイト:https://kutanism.com
Instagram:https://www.instagram.com/kutanism_official/
Twitter:https://twitter.com/KUTANism_jp

(山本えり)

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