徳島市の取り組みに注目!徳島市立考古資料館で開催される特別企画展と、ふるさと納税返礼品に「PayPay商品券」が新登場したことについて、それぞれ詳しく見ていこう。
徳島市立考古資料館特別企画展「国華」開催
徳島市立考古資料館では、特別企画展「国華-阿波国分寺跡・国分尼寺跡を探る-」を開催する。
741(天平13)年、聖武天皇は全ての律令国に国分寺と国分尼寺を建立するよう国分寺建立の詔を出し、阿波国にも国分寺と国分尼寺が建立された。
聖武天皇はなぜ国分寺建立の詔をし、国分寺と国分尼寺に何を託したのか、その背景を史料から読み解くとともに、出土した考古資料から当時の阿波国分寺や国分尼寺の様子について紹介・展示を行う。
会期は、9月16日(土)~11月26日(日) で、開館時間は9:30〜17:00。休館日は、9月19日(火)・25日(月)、10月2日(月)・10日(火)・16日(月)・23日(月)・30日(月)、11月6日(月)・13日(月)・20日(月)・24日(金)となっている。
また、9月16日(土)、10月1日(日)・28日(土)、11月26日(日)の各日13:00〜14:00には展示を見ながら担当学芸員が解説を行う「展示解説会」が行われる。
展示内容は、“「国分寺建立の詔」を読み解く”と、“国分寺の役割”、“阿波国分寺跡・阿波国分尼寺跡を探る(これまでの発掘調査~阿波国分寺跡出土の瓦~阿波国分尼寺跡出土の瓦~瓦の生産)”となっている。入場料は無料だ。
また、関連事業として、記念講演会「瓦からみる古代阿波の寺院造営」と、ワークショップ「軒丸・軒平瓦プラ板キーホルダーづくり」も開催する。
講演会は、特別企画展の開催を記念して専門家を講師に招聘、阿波国分寺・国分尼寺をはじめとした古代寺院について理解を一層深めることを目的に開催。講師は、徳島県立博物館学芸員の岡本治代氏。日時は10月28日(土)14:00〜16:00で、聴講料は無料。定員は50名で、申し込み不要・先着順となっている。
ワークショップでは、プラ板に軒丸・軒平瓦の文様を写し取りキーホルダーを製作する。日時は、11月3日(金・祝)13:00〜15:00で、参加費・材料費は無料。対象は小学生以上。定員は20名で事前申し込み要・先着順となっており、電話または直接、考古資料館へ申し込みを。定員に達し次第受付終了となる。
この機会に古代寺院について理解を深めてみては。
徳島市立考古資料館公式サイト:http://www.tokushima-kouko.jp/
ふるさと納税返礼品に「PayPay商品券」が新登場
また、徳島市では、9月19日(火)から、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」限定の返礼品「PayPay商品券」の取扱いを開始した。
PayPay商品券は、ふるさと納税サイト「さとふる」で寄附することで取得できる電子商品券。市内の地場産品基準を満たした商品やサービスを提供する地域内の店舗・施設での飲食などの支払いに利用できる。
有効期限は寄附申し込みから180日後までとなっている。10月10日(火)以降の寄付から商品券の有効期限が2年間となる。
寄附者は、「PayPay商品券」の取得から訪問先自治体での支払いまでスマートフォン上でスムーズに行うことができるため、返礼品の商品券などの持ち歩きが不要になる。また、訪問先で寄附して利用することもできるため、観光や旅行で地域を訪れた際に気軽に利用できる。
利用するには、ふるさと納税サイト「さとふる」で寄付先「徳島市」と寄付金額を選択し、寄附を申し込む。寄附完了メールに記載されたURLをクリックし、PayPayアカウントに連携後「PayPay商品券」を取得、市内の指定店舗・施設で支払い時に利用する。
寄附完了メールに記載されたURLのほか、さとふるサイト「マイページ」や、さとふるアプリ「寄付履歴」などから「PayPay商品券」の受け取り申請ができる。
寄附金額は、3,000円から300,000円までの全15コース。寄附金額の3割の金額が「PayPay商品券」として利用できる。対象店舗は、徳島市が指定した施設・店舗等。地場産品以外の商品・サービスへの支払いには利用できない。
この機会に、徳島市のふるさと納税返礼品「PayPay商品券」をチェックしてみて。
PayPay商品券利用可能加盟店一覧:https://paypay.ne.jp/guide/tokushima-tokushima-city/
ふるさと納税サイト「さとふる」:https://www.satofull.jp/products/list.php?cnt=60&p=1&s3=1014&cat=6017
徳島市立考古資料館で開催される特別企画展や、ふるさと納税返礼品の「PayPay商品券」など、徳島市の取り組みに注目だ。
(suzuki)