日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センターでは「＃いのちをつなぐ声 献血推進PROJECT」を関東甲信越エリア内1都9県で開始する。

プロジェクトのスタートとして、ニッポン放送、新潟放送、信越放送、山梨放送の4局ネットにて「銀シャリのつなぐRADIO」が放送開始。

エピソードを交えながら発信

「銀シャリのつなぐRADIO」では、メインパーソナリティであるお笑い芸人の銀シャリさんが、リスナーと相互コミュニケーションをとりながら、輸血を受けた患者や献血に協力した人の「声」を、エピソードを交えながら発信していく。

4局ネット番組放送枠は、ニッポン放送は10月3日(火)スタート、毎週火曜21:00～21:20放送。新潟放送は10月4日(水)スタート、毎週水曜21:00～21:20放送。信越放送では、10月7日(土)スタート、毎週土曜19:40～20:00放送。山梨放送は10月8日(日)スタート、毎週日曜23:00～23:20放送。

若い世代の献血への理解と協力が不可欠

献血によって支えられている輸血用血液製剤や血漿分画製剤の多くは高齢者の医療に使われており、輸血用血液製剤を使用している人の約85％は50歳以上の人。

一方で、献血に協力している人の約60％は50歳未満であり、この世代の人たちが輸血医療を大きく支えている。しかし、若年層(10～30代)の献血者数は減少傾向にある。日本の少子高齢化が今後ますます進んでいくと、将来の安定的な供給に支障をきたす恐れがある。

血液は長期保存をすることができないため、医療機関に安定的に血液を供給するためには、献血血液を十分に確保する必要がある。今後の安定供給のためにも、特に若い世代の献血への理解と協力が不可欠になっている。

「＃いのちをつなぐ声 献血推進PROJECT」のスタートとして放送される「銀シャリのつなぐRADIO」を、この機会にチェックしてみては。

(江崎貴子)