ランドセルや、関連グッズの企画・製造・販売を行うセイバンは、10月2日(月)に兵庫県西宮市に開園した「セイバンスマイルこども園」を身近に感じてもらうため、園舎を自由に見学できる「SMILE OPEN DAY」を、9月18日(月)・29日(金)に開催した。
2つのワークショップを実施
「SMILE OPEN DAY」でのワークショップでは、学育のカリキュラム「English」「Music」「Sports」「Art」「Study」「読育」「食育」「地域交流(心の教育)」のうちから「Music」と「ART」の2つが実施された。
「Music」はただ単に技術を習得することだけではなく、表現することを通して個性を育み、より豊かな人格の形成を目指したカリキュラム。ワークショップでは1~3歳児向けにリトミックを行った。“動物に変身し体を動かそう!”をテーマに、子どもたちに動物の動きや特性を音のイメージと合わせて伝えることで、自然と動物の特性をイメージしたり、覚えたりができる。当日は、たくさんの子どもたちと保護者が参加し、みんなで楽しく動物になりきった。
「ART」は実践的で感覚的なアプローチにより、周りの世界や子どもたちの想像力を探究するカリキュラム。今回のワークショップでは、1歳児~小学生向けに、ランドセルの廃材を活用したオリジナルのキーホルダーづくりを行った。参加者からは、「セイバンスマイルこども園の雰囲気を知ることができてよかった」「セイバンならではの素材を使っていて、かわいいものがつくれた」「オリジナルのキーホルダーが嬉しい!」などの声が上がった。
生きる力の基盤づくりを行う
同社は“変化の激しい現代社会を、強くたくましく、自分らしく生きてほしい。”という子どもたちへの想いから、10月より「セイバンスマイルこども園」を開園した。
人生100年時代では社会に出た後も学び続ける力が必要だ。そこで「セイバンスマイルこども園」では“見つけるちから、育むじかん。”をコンセプトとして「探究力」「挑戦力」「実行力」などの、生きる力の基盤づくりをカリキュラムを通して行う。
まずはいろんな分野をさまざまな角度から体験することで、子ども自身が好きなこと・得意なこと・楽しいことを見つけるきっかけをつくれればと考えているという。
単に子どもを預かり、教育を提供するだけではなく、どんな些細な成長でも、保護者や子どもたちと嬉しいことや楽しいこと、時には悲しいことを共有し一緒に成長する、そんな存在になれれば、とのことだ。
10月2日(月)に開園した「セイバンスマイルこども園」を、この機会にチェックしてみては。
■セイバンスマイルこども園
住所:兵庫県西宮市樋之池町12
運営形態:認可外保育園
定員:80名
URL:https://smile-school.seiban.co.jp/
(江崎貴子)