藤子・F・不二雄先生は、12月1日(金)に生誕90周年を迎える。それを記念し「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」にて、11月1日(水)より『藤子・F・不二雄 生誕90周年記念原画展 「好き」から生まれた藤子・F・不二雄のまんが世界』が開催される。
藤子・F・不二雄先生の好き
藤子・F・不二雄先生は、「僕は、すべてにおいて『好き』であることを優先させてきました(1994年 『小学館五年生』9月号 小学館)」という言葉を残している。
子どものころに夢中になった物語、衝撃を受けた手塚治虫先生のまんが、ディズニーのアニメーション映画、手作りの幻燈機、西部劇やSF映画、8ミリカメラ、クラシック音楽や落語、鉄道模型、UFOや未確認生物、歴史や遺跡、恐竜など、同氏の「好き」は数えきれない。
会期中、約4か月ごとに展示原画を入れ替え
『藤子・F・不二雄 生誕90周年記念原画展 「好き」から生まれた藤子・F・不二雄のまんが世界』では、同氏の「好き」が特に色濃く描かれている原画を紹介。
同展は、11月1日(水)~2024年10月下旬の期間に開催予定で、会期を3回に分けて、約4か月ごとに展示原画の入れ替えが行われる。
第1期には、『ドラえもん』「恐竜さん日本へどうぞ」(1981年「小学五年生」)や、
『T・Pぼん』「トロイが亡びた日」(1984年「月刊コミックトム」)の展示が予定されている。なお、各原画の画像はイメージとなる。
また、1F「ミュージアムショップ」では、11月1日(水)から同原画展の公式図録が発売されるほか、新商品も続々と登場する。さらに、3F「ミュージアムカフェ」では、同日より新メニューを展開予定。詳しい内容は、同ミュージアムの公式HPやSNSで順次発表があるので、チェックしてみて。
なお、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」は、日時指定による事前予約制。入館チケットは、同ミュージアム公式HP内のチケット販売ページより購入できるので、足を運ぶ前に手に入れよう。
藤子・F・不二雄先生
藤子・F・不二雄先生は、読んだ人の心まで笑顔にするような「まんが」を、自身の居住地でもあった川崎市多摩区にて長きに渡り描き続けた。
「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」は、藤子先生が思い描いた「夢、希望、友情、勇気、大いなる好奇心、人を愛する優しい気持ち」を、今に、そして未来へ伝え続けるべく、2011年9月3日(土)に誕生した。
藤子・F・不二雄先生ファン必見!『藤子・F・不二雄 生誕90周年記念原画展 「好き」から生まれた藤子・F・不二雄のまんが世界』の会期中に、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」へ足を運んでみては。
■藤子・F・不二雄 生誕90周年記念原画展 「好き」から生まれた藤子・F・不二雄のまんが世界
日程:11月1日(水)~2024年10月下旬予定
会場:川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
住所:神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1
開館時間:10:00~18:00
休館日:火曜日 ※臨時休館。火曜特別開館あり
料金:大人・大学生 1,000円/中学・高校生 700円/子ども(4歳以上) 500円 ※3歳以下無料
公式HP:https://fujiko-museum.com/
(ソルトピーチ)