藤沢市民活動推進機構では、障害者の作品を発表する場として年1回開催されるアートフェスティバル「Fujisawaメタパラダイス of Arts」を、メタバース空間とサンパール広場で開催する。
メタバース会場を利用し全国から参加できる学びの場に
「Fujisawaメタパラダイス of Arts」は、学ぶことに関心が持てなかったり、なじみがなかったりする障害者が、アート活動を活用した新たな学習プログラムを通じて、自分の思いや考えを自分の方法で表現する場をつくることに寄与している。
今回はインターネット上の仮想空間であるメタバースも活用。障害の有無に関わらず、全国から多様な参加者が集まれるユニバーサルな学びの場となっている。
メタバース会場のイベント概要
メインのメタバース会場は、11月5日(日)19:00からプレオープンし、入室が可能となる。
作品の展示は11月12日(日)で、24時間いつでも入ることができる。応募作品50点のほか、カンボジアの障害児によるアート作品や、サンパール広場のイベントで制作される作品を展示する。
また、カンボジアとの国際交流や藤沢市の公式マスコットキャラクター「ふじキュン♡」が登場するイベントが、19:00〜20:00に実施される。
さらに20:00~21:00には、「車椅子ウェディングドレスデザイナーと一緒にデザインと障害について学ぶ」をテーマにしたフォーラムが開催される予定だ。
PCやスマートフォンからメタバース空間に入りアバターを利用することで、発言が可能となる。Zoomでの参加は視聴のみの参加となる。
メタバース会場でのイベントの詳細は、イベント公式サイトで確認を。
サンパール広場でワークショップを開催
11月12日(日)11:00〜15:00には、サテライト会場のサンパール広場で、「キットパス」を使用したアートワークショップや、サックスプレイヤーと楽器で即興セッションできる音楽ワークショップ、
メタバースゴーグル体験などが実施される。
参加には事前予約が必要で、現在Peatixで受付中だ。詳細はPeatixの予約ページで確認しよう。
作品を募集中!
10月31日(火)まで、メタバース会場に展示する、障害者のアート作品を募集している。応募形式はJPEGもしくはPNGの画像データで作品をスキャンしたものか、作品を写真で撮影したもの。
応募資格は、障害者であれば、プロ・アマ、年齢、性別、国籍を問わない。制限行為能力者が応募する際は、必ず親権者または後見人の同意を得て。詳しい応募条件などは、公式サイトをチェックしよう。
自宅からメタバース会場のイベントに参加したり、サンパール広場でのワークショップを楽しんでみては。
イベント公式サイト:https://sdgs-shonan.com/metaparadise
サテライト会場 参加予約サイト:https://peatix.com/event/3718241/view
作品応募フォーム:https://forms.gle/Fhc3QLF9gC6MfAL87
※「障害」という表現について、「障がい」という記載を音声変換すると不適切な表現になってしまうため「害」の文字を使用
(yukari)