―多要素認証の活用により、約1,000社の利用環境で安全性と利便性の両立を実現―
NECは、工事受発注電子化サービス「easyHousing」をトヨタホーム株式会社(以下 トヨタホーム)に導入しました。
トヨタホームは、住宅工事に関わる受発注・請負・請求業務の効率化を目的に、従来の紙ベース運用からデジタル化に取り組みました。基幹システムと連携するeasyHousingの導入により、既存の業務フローを維持したまま受発注業務の電子化を実現し、リードタイムの短縮やペーパーレス化を推進しました。さらに、多要素認証(以下 MFA)の導入により、約1,000社の協力業者を含めた利用環境で、セキュリティ強化と業務効率が大きく進展しました。これらの効果は、2026年2月までに確認されています。

<工事受発注電子化サービスeasyHousing導入事例トヨタホーム株式会社>
【導入背景】
戸建・分譲・賃貸・まちづくり・リフォームを展開するトヨタホームは、住まいの約85%を工場生産する鉄骨ユニット工法により、高品質で災害に強い住まいを提供しています。また、全国14のグループ販売店を通して、約1,000社の協力業者と連携し、安定した品質とサービスを支える体制を構築しています。
これまで住宅工事に関わる発注書・請書・請求書のやり取りは紙ベースで行われてきたため、受発注業務の効率化や管理負荷の軽減が課題となっていました。具体的には、各業務のリードタイム短縮、契約書の長期保管に伴う業務負担やコストの削減、さらに高度な情報セキュリティ対策などが求められていました。
このような背景を受けてトヨタホームは、NECの工事受発注電子化サービス「easyHousing」の導入を決定しました。同サービスの導入により、受発注・請負・請求業務のデジタル化を実現し、発注から請書回収までのリードタイムを大幅に短縮しました。加えて、紙帳票の削減や契約書管理負荷の軽減、MFAの導入によって、約1,000社の協力業者を含む取引環境におけるセキュリティレベルも向上しました。
【導入による効果】
本サービスの導入により、トヨタホームでは主に以下の効果が得られました。
1. 受発注業務のデジタル化によるリードタイム短縮
基幹システムと連携したeasyHousingの導入により、工事の受発注・請負・請求業務をデジタル化しました。また、PCに加えスマートフォンからも操作可能にすることで、現場での確認や対応が迅速になり、発注から請書回収までのリードタイムを大幅に短縮しました。
2. ペーパーレス化によるコスト削減と管理負荷軽減
紙帳票による発注書の郵送や、10年間保管が必要な契約書類の管理業務を削減しました。これにより、郵送費や保管コストの低減はもちろん、印紙代が不要となったことで取引先のコスト削減にも貢献しました。
3. MFA導入による取引環境のセキュリティ向上
メールによるMFA導入により、全国14のグループ販売店および約1,000社の協力業者を含めた利用環境において、なりすましや不正ログインへの対策を強化しました。また、簡易な操作性とモバイル端末対応を実現することで、全社でのスムーズな運用開始が可能となり、安全性と利便性の両立を達成しました。

メールMFAによるeasyHousingのログイン PC版/スマホ版ともに4ステップ
▼工事受発注電子化サービス「easyHousing」について
今回の取り組みでは、easyHousingの導入による業務効率化やコスト削減に加え、MFAの導入によって取引先を含めた利用環境全体のセキュリティレベルを高め、安全かつ確実な受発注基盤を構築できた点が高く評価されました。トヨタホームは、「今後も基幹システムとの連携をさらに強化してeasyHousingの導入効果を最大化していきたい」としており、今後もさまざまなテクノロジーを活用しながら、お客様に理想の住まいを提供し続けていく考えです。
NECとトヨタホームは今後も共に、住宅・建設業界における業務効率化とDXの推進を通じて、より高い価値提供の実現に取り組んでまいります。
以上
<本件のお問い合わせ先>
NEC 第二製造ソリューション統括部
E-Mail:easyhousing@contact.jp.nec.com