ICONS of Urban Art制作委員会は、ヨーロッパにて高い人気を誇るアーバン・アートと現代アートに特化した美術館、Museum of Urban and Contemporary Art(MUCA)が所蔵するコレクションを紹介する「MUCA(ムカ)展 ICONS of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~」を、東京・森アーツセンターギャラリーにて2024年3月15日(金)~6月2日(日)の期間、開催する。
日本初公開の作品を含む約70点を紹介
ドイツ・ミュンヘンの中心部にある変電所跡地に所在し、アーバン・アートや現代アートにおける20・21世紀の最も有名なアーティストの作品を展示しているMUCA。
2016年の開館以来、アーバン・アートの分野での作品収集の第一人者として、1,200点以上の作品を収蔵している。
「MUCA展 ICONS of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~」は大分を皮切りに、京都に続く巡回展で、世界でアート作品が注目を集めるバンクシー、ファッションの世界にも作品を通して影響を広げるカウズ、伝説的なグラフィティアーティスト、バリー・マッギーを始め、アーバン・アートのジャンルを切り開いてきた10名の作家にスポットを当て、日本初公開の作品を含む約70点を紹介する。
現代の都市空間で発達した新しいアート・視覚芸術として、壁や建物、道路や橋などの公共の場所にアートを描き、時に政治的、社会的なメッセージを人々に訴えかけるアーバン・アート。そのアイコンとも言える先駆者たちの数々の作品に期待してみて。
トピックス作品の紹介
「ブレット・ホール・バスト(弾痕の胸像)」は、BANKSY(バンクシー)の代表的彫刻作品。
「4フィート・コンパニオン・ディセクテッド・ブラウン(4フィートのコンパニオン 解剖されたブラウン)」はKAWS(カウズ)の作品。
「MLK JR(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師)」はSHEPARD FAIREY(シェパードフェアリー)の作品。
「ディスパーサル・シリーズ #14(消失シリーズ#14)」はVHILS(ヴィルズ)の作品。
「ルービック・アレステッド・シド・ヴィシャス(ルービックに捕まったシド・ヴィシャス)」はINVADER(インベーダー)の作品。
この機会に、「MUCA展 ICONS of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~」へ足を運んでみては。
■MUCA展 ICONS of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~
期間:2024年3月15日(金)~6月2日(日)
会場:東京・森アーツセンターギャラリー
住所:東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー 52階
公式サイト:https://www.mucaexhibition.jp/
Photo by © MUCA / wunderland media
(角谷良平)