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【静岡県藤枝市】旧東海道日本遺産を整備した茶文化発信拠点、令和6年春に誕生!

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『丸七製茶』は、営業本部隣接地にある日本遺産に登録された旧東海道の松並木を生かし、静岡県藤枝市との連携・協力によりデジタル田園都市国家構想交付金の活用し、藤枝市の観光交流の拡大と市内生産品の価値の向上、農業振興の推進を目的とした拠点を整備するという。

同施設の完成は、令和6年春の予定だ。

東海道の松並木の景観が日本遺産に登録

『丸七製茶』の隣接地には、日本遺産として登録された東海道の松並木の景観が保存されている。

これは“日本初『旅ブーム』を起こした弥次さん喜多さん、駿州の旅”~滑稽本と浮世絵が描く東海道旅のガイドブック(道中記)~という日本遺産の一部として認定されているため、藤枝市の西の入り口ゲートウェイとして景観を整備するという。

藤枝市の名産品の知名度を高める

同施設では、市内で作られる名産品となった「藤枝抹茶」や、同社が運営する“ななや”の抹茶スイーツ、さらには様々な藤枝茶製品のブランディングを強化し、藤枝市の名産品としてさらに知名度を高める取り組みが行われる。

同様に、日本遺産に認定された周辺地域の地場産品を利用した日本遺産オリジナルブランド商品『駿州堂』の展示・販売なども行われていく。

「高級ボトリングティー」の提供も予定

食体験スペースにおいては、周辺地域も含めた地場産品を使った飲食メニューの提供や飲食イベント、藤枝市の関連施設と連動した体験メニューの提案やイベントの開催、藤枝市のオーガニックビレッジ構想との連動など、官民連携での取組みにより、相乗的な発信と促進を図る。


飲食スペースにおいては、同社が製造する「高級ボトリングティー」などが提供される見込みだ。

「高級ボトリングティー」は、上質で一般に流通しない貴重な最高級な茶葉だけを使用し、独自の技術で抽出することによって、かつてない日本茶の味わいを再現してボトリングされたお茶。現在、ラグジュアリーホテルやミシュラン店など、食にこだわりをもつ人々だけに限定提供されている。

また、10月28日(土)からパリで開催される、世界最大のチョコレートの祭典“サロン・ド・ショコラ”にブースを出展し、お茶を使ったチョコレートとともに、来場するガストロノミーの人々にティーペアリングの提案を予定しているとのこと。

地域を盛り上げる活動や名産品に触れることができる身近な拠点として期待がかかる。

■拠点施設の概要
日程:令和6年春完成、同年夏営業開始の予定
場所:静岡県藤枝市上青島656(丸七製茶一里山工場、営業本部内)
内容:物品販売および食体験施設

丸七製茶:http://www.marushichi-group.jp/

(鈴木 京)

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