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【東京都港区】人間と自然が重なる美の創造をキュレートした、アトリエのようなギャラリーATELIERMO

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キュレーションギャラリー「ATELIERMO(アトリエ・エムオー)」の初店舗が、11月15日(水)、青山一丁目駅直結の新青山ビル1階にオープンする。「ATELIERMO」では、ヴィンテージ家具、ワードローブ、アート作品などジャンルレスに展示販売する。

自然と共にあるシンプルで豊かな生き方がコンセプト

「ATELIERMO」は、人間と自然が重なる美の創造をキュレートした、アトリエのような空間。

職人による工芸、オブジェ、家具、ワードローブなど、国や時代、境界を超えて人々を魅了するアートピースを共有し、新たなクリエーションを生みだす場だ。


インスピレーションとなったのは、フランク・ロイド・ライトの建築やバウハウスのデザインに影響を与えたとも言われる作家ヘンリー・デイヴィッド・ソローの著書『ウォールデン(邦題:森の生活)』。

「ATELIERMO」は、その根底にある「自然と共にあるシンプルで豊かな生き方」をコンセプトとし、人間と自然の調和、心の解放と豊かさを生みだすクリエーションを称え、その美意識を日常へと取り入れるきっかけをつくれたらと考えている。

ギャラリー空間について


「ATELIERMO」の場所は、「青山ツイン」の愛称でも知られる新青山ビルの一角。1978年竣工の歴史ある建物だ。空間デザインは、国内外で幅広く活躍するデザイナー柳原照弘氏が手掛けた。


空間は、ビルの躯体(くたい)をそのまま生かした内壁、白の間仕切り壁、素焼きレンガの床で構成されており、広がりのあるメインエリアと壁に仕切られたエリアが緩やかにつながることで、奥へと引き込まれるような設計になっている。

OBJECTS by BRIAN WILLSHER

ヴィンテージの家具やアート作品などを自由に配置でき、常に変化していく流動的な空間を目指した。今後、アーティストやデザイナーの期間限定の展示等を催す予定だ。

柳原照弘氏コメント

柳原照弘氏は、『新青山ビルを改めて見ると、ロンドンのバービカン・センターの空気感に似ていると感じました。時を経た重厚感を生かしながら、いつからそこにあったのか分からないような時間的価値のある空間にしたいと考えました。

素材や色使いはニュートラルにしながらも、質感のある不ぞろいのレンガで空間に個性をもたせました。一度焼いたレンガタイルをスライスして普段使わないレンガの内側の面を見せることで、ゆがみや素材の手触り感といった独特な表情をつくり出しています。ものや人が出入りしながら絶えず変化する「余地を残した空間」となるように意識しました』とコメントしている。

なお、「ATELIERMO」の取り扱いブランド・作品については公式サイトで確認できる。

■ATELIERMO
住所:東京都港区南青山1丁目1−1 新青山ビル東館1F
営業時間:11:00~19:00
定休日:日曜、月曜、火曜
公式サイト:https://www.ateliermo.co.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/ateliermo_/

(角谷良平)

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