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スポーツによるまちづくりを動画で発信するプロジェクト開始。第1弾は島根県雲南市!

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スポーツ・フォー・エブリワンを推進する笹川スポーツ財団は、動画「スポーツでアクティブなまちづくり」プロジェクトを開始した。

第1弾として、チャレンジ条例を制定し、課題解決先進地を目指す島根県雲南市を訪れ、石飛厚志市長と対談を行っている。

スポーツによるまちづくりに寄せられる期待

高齢化や人口減少が進み、社会が抱える課題が多様化していく中で、スポーツによるまちづくりに多くの期待が寄せられるようになった。

スポーツが地域住民の交流を活性化させるだけでなく、住民の健康増進による医療費の削減、交流人口の拡大による地域経済の活性化への貢献、スポーツ関連領域で活躍する優秀な人材の育成・輩出など、期待される効果は様々だ。

「スポーツでアクティブなまちづくり」内容と目的

「スポーツでアクティブなまちづくり」では、スポーツを通じた理想のまちづくりを目指し、創意工夫しながら、様々な取り組みを実践している全国の自治体や民間組織のリーダーに話を聞き、インタビュー動画シリーズを展開する。

ずっと住み続けたいと思うようなまちづくりに、「いま、何が必要なのか」「スポーツでできることは何か」を考えていく。

自治体や民間組織の特色ある取り組みを動画で分かりやすく解説し、それを周知していくことで、誰もが運動・スポーツを楽しむことができ、暮らしやすい、ずっと住み続けたいと思えるような持続可能なまちづくりの取り組みが広がっていくことを期待している。

第1弾はソーシャルチャレンジのまち雲南市


プロジェクト第1弾として、島根県雲南市の石飛市長と対談を行った。

雲南市は、中山間地域にある人口約3万6000人のまち。人口の約40%が65歳以上の高齢者であり、年々高齢化が進み、高齢化率は、全国平均の10年先を行くのだそう。

しかし、子どもから高齢者まで市民の運動の習慣化は進んでおり、医療費の高騰も抑えられていると言う。また、部活動の地域移行が大きく叫ばれる中で、子どもから高齢者までが1カ所に集まり運動スポーツにアクセスできる環境づくりもすでに整備されつつある。

さらに、幼少期の遊びや運動体験と、その後の学力や生活との関係性を経年で調査するなど、データを活用したスポーツ促進も進んでいるまちだ。

石飛市長は、「地域づくりは人づくり。雲南市の一番の財産は人間関係の濃密さ」と語る。対談では、石飛市長に、雲南市のアクティブなまちづくりの秘訣を聞いている。

動画「スポーツでアクティブなまちづくり」を通じて、自身の生活にスポーツを取り入れるきっかけにしてみては。

笹川スポーツ財団「スポーツによるアクティブなまちづくり」公式ホームページ:https://www.ssf.or.jp/dotank/active_story/index.html
公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/watch?v=3lk5kK-Xl4k

(Higuchi)

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