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【山口県下関市】下関の妊産婦をサポート!タクシーアプリ「しもまちBABYタクシーアプリ」がリリース

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REAは下関市からの委託を受け、下関市内在住の妊産婦を対象にした子育て支援サービスアプリ「しもまちBABYタクシーアプリ(愛称:ベビタク)」を開発し、11月1日(水)よりサービスを開始した。

妊産婦のタクシー代を補助


「しもまちBABYタクシーアプリ」は、下関市の子育て支援政策として市内在住の妊産婦を対象にした専用アプリ。同アプリからタクシーを注文すれば、通院までのタクシー代を下関市が全額補助をするという子育て支援サービスだ。

アプリ内に自宅と病院を登録できるのでスムーズに利用できるほか、アプリ内でデジタルクーポンを発行できるため、従来の行政サービスのように市役所に行く必要がなく、妊婦の負担減少に繋がる。

下関市のスマートシティプロジェクトの一環

「しもまちBABYタクシーアプリ」では、下関市内のタクシー事業者6社が共同で運行を行う。

陣痛タクシー(サービス名:ママサポートタクシー)を提供し、配車業務などの全体運営は、10年以上の実績がある「下関第一交通株式会社」が24時間365日体制で運用する。

この事業は下関市のスマートシティプロジェクトの一環で、内閣府のスマートシティ実現に向けたデジタル田園都市国家構想交付金を活用して実施されるという。

アプリの機能や使い方を紹介

基本的には、アプリで配車(陣痛時は電話)の手続きをし、AIが最適な車両を選択し自動で配車を実行。配車をAIで自動化することでタクシー事業者の配車室の業務負担をなくすとともに、複数のタクシー事業者に配車をする共同配車が実現する。

さらに、アプリ内でクーポン発行が可能なので、紙チケットの不便さである受け渡しや発送、集計業務などの必要がなく、タクシー事業者の業務効率化を実現している。

同アプリの主な機能を紹介しよう。


「日時予約」機能は、事前登録したお迎え場所「自宅などの居所」と送り先「かかりつけの医療機関」が自動で設定され、1週間先までの日時指定予約ができる。


「タクシー注文 」機能は、事前登録したお迎え場所「自宅などの居所」と送り先「かかりつけの医療機関」が自動で設定され、「注文する」をタップすることでタクシーを簡単に配車可能。AIが最適な車両を配車してくれる。


「クーポン発行」機能は、クーポンコード又はクーポンQRからアプリ内でクーポンを取得でき、クーポンを利用してサービスを利用できる。


「陣痛コール」機能では、陣痛などの緊急時の際にアプリから専用コールセンターへ簡単に電話発信できる。

下関エリアに住んでいる妊産婦にとって、「しもまちBABYタクシー」が日々のマタニティライフの心強い味方になってくれそうだ。

■「しもまちBABYタクシー」運営概要
提供エリア:下関市全域
運行事業者:株式会社下関平成タクシー、下関山電タクシー株式会社、下関第一交通株式会社、日本交通産業株式会社、 有限会社小月自動車、有限会社南国シティタクシー
総車両台数:80台
「しもまちBABYタクシー」専用HP:https://shimomachi-babytaxi.demands.noruuu.jp

(鈴木 京)

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