ジビエ卸売業を手掛ける川上商会は、地域活性化の一環として「丹沢ジビエ」を使用したレトルト食品「イノシシ肉のキーマカレー(赤ワイン風味)」を、11月29日(水)より小田急線鶴巻温泉駅周辺の店舗および温泉施設等にて発売する。
ジビエ料理のキャンペーンを展開する鶴巻温泉
表丹沢の玄関口として知られる神奈川県秦野市。自然豊かな丹沢周辺の地域では古くよりイノシシやシカの肉を食べる習慣があり、鶴巻温泉でも名物として旅館でしし鍋が振る舞われてきた。
そのような食文化を背景に、鶴巻温泉活性化協議会が2020年秋より「ジビエの食べられる街 鶴巻温泉」グルメキャンペーンを展開。駅周辺の飲食店や旅館などでジビエ料理を提供している。登山客などの来訪者に好評で、キャンペーンは通年展開に拡大。さらにこの取り組みは2021年に関東商工会議所の「ベスト・アクション表彰」を受賞している。
高級食材・イノシシ肉を使用したキーマカレーが登場
「イノシシ肉のキーマカレー(赤ワイン風味)」は、高級食材のイノシシ肉を赤ワインでじっくり煮込んだ、ジビエの本場フランスのエスプリ溢れるカレー。香り高いスパイスや食材の甘みとイノシシ肉の旨みが調和した、コクと深みのある味わいが楽しめる。
希望小売価格は1,200円(税込)で、11月29日(水)より神奈川県秦野市にて発売。順次販売エリアを拡大していく予定だ。また、11月26日(日)に鶴巻温泉駅前で開催される「秋のにぎわいフェア」で先行販売が行われる。「秋のにぎわいフェア」は、地元飲食店が提供する各種ジビエ料理が人気のイベントだ。
「丹沢ジビエ」でキャンペーンに貢献する川上商会
「ジビエの食べられる街 鶴巻温泉」グルメキャンペーン参加店に対する肉の安定供給を目的に、2022年にジビエの卸売事業を開始した川上商会。地元丹沢・大山で加工された新鮮で良質なジビエを「丹沢ジビエ」としてブランディングし、主に神奈川県内の飲食店へ販売している。
同社はグルメキャンペーンの活性化を目指し、「丹沢ジビエ」を使用したレトルトカレーを商品化。代表取締役社長の川上拓郎さんは帝国ホテルでの勤務経験があり、そのフランス料理の知識と経験をもとにレトルトカレーのレシピを開発した。
高級食材「丹沢ジビエ」を味わってもらえるよう「本物」であることにこだわり、同じ神奈川県内に立地し食品・飲料開発支援で地域の課題の解決に取り組む、東洋製罐テクニカルセンターと協業。
また、同社テクニカルセンターが手掛ける食品・飲料開発支援サービス「Future Foods Labo. -ふふら-」を利用した数回にわたる少量試作により、川上商会開発レシピのオリジナルの味が再現された。
ジビエの街・鶴巻温泉の「丹沢ジビエ」を使用したレトルトカレーを味わってみては。
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