岐阜県の飛騨金山のKINHIDAは、飛騨地域に眠る特産品を日本の希少品として再発見し、届けるブランド「金飛騨」をローンチした。また、購入体験ができるECサイトもオープン。シリーズ第一弾として、歌人が伝え、歌人に詠まれた歴史を持つ「金飛騨茶 ”57577”」の販売を開始する。
「飛騨に眠る特産品を、日本の希少品へ。」
飛騨の山奥では、ひたむきに、謙虚に、モノづくりに励む人たちに出会えるという。知識も、技術も、材料も、手間を惜しまず、磨きをかけて丁寧に作りあげられるモノ。
そのモノができあがるまでの歴史と人のストーリーを感じられるセレクトショップが、「金飛騨」だ。
KINHIDAは、庭師として長年自然と向き合ってきた父と、様々な分野で事業を作ってきた子によって設立された。
代表の丸川勝彦氏は、岐阜や京都など、数多くの神社仏閣の庭師を務める。また、金飛騨茶の茶葉の保全活動団体の代表や、ドローンの普及などで幅広く活動。息子で副代表の丸川英也氏は、様々な事業の立ち上げや連携を行ってきた実績を持つ。
豊かな自然と、その土地に住む人々。このような故郷の風情が少しずつ失われていく現状を、どうしたら変えていけるのか。日本の資産を守るために、親子で飛騨と自然の未来をつなぐ活動に取り組んでいる。
「金飛騨茶 “57577”」
約500年前、芭蕉と並ぶ三大放浪詩人である宗祇によって、飛騨の山奥で茶葉の生産が始まった。雪の下で育つ茶葉は、クセのない澄んだ味わい。献上茶として多くの歌人や貴族に愛され、ついには京都の九条家から和歌を贈られ、名実共に「歌いたくなる日本茶」となったという。
幸せを分かち合ったり、感謝の気持ちを伝えたり、喜びに寄り添う茶葉として、金飛騨ブランド第一弾「金飛騨茶 “57577”」を丁寧につくって、お届けする。
この商品は7月にパリにてプレローンチしており、フランス人に大好評を博して300個が即売した。9月の東京駅グランスタにおける国内プレ販売を経て、12月から国内販売を開始する。
飛騨の恵みが詰まった「金飛騨茶 “57577”」を、自分へのごほうびとしてはもちろん、大切な人への贈り物として幸せを分かち合ってみては。
金飛騨公式サイト:https://kinhida.com/
(紫原もこ)