千葉県匝瑳市の「みやもと山」は、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」にて、より多くの人にこだわりの玄米餅を届けるためのプロジェクトを12月15日(金)〜2024年1月19日(金)の期間限定で実施中だ。
こだわりの玄米餅を全国にお届け
「みやもと山」は、千葉県北東部に位置する匝瑳市の農園。農薬不使用のお米や大豆、梅、野菜の栽培を行うかたわら、味噌、麹などの発酵食品作りをしている。
モットーは「自社生産、自社商品加工」。作物の生産から加工までを農家が行うスタイルの普及を目指している。
そんな「みやもと山」が手がける同プロジェクトでは、玄米餅の加工場に最新の真空加工機材を導入し、より多くの人に玄米のおいしさを届けるための生産体制を整えることを目的にスタート。
原料として使用する玄米は、有機農業を継承した農家が農薬や化学肥料を使用せず栽培。元来植物が持つ力が土壌を強く豊かなものにし、生態系の保全とおいしいお米づくりを両立している。
食卓においしいものを届けるため、土づくりから丁寧にこだわり抜いているため、口に入れるものにこだわりを持っている人にもおすすめだ。
手軽に食べられて美味しい
玄米餅はサッと焼くだけで手軽に食べられるのが特徴。広く食される白色の餅より多くの食物繊維やミネラルを含んでいることから、日々の食生活の中で玄米食を取り入れるのに最適な食材となっている。
温めたフライパンや網にオリーブオイルをかけてお餅をのせ、ひっくり返しながら焼くのおすすめの食べ方。ほんのり焼き色がついてきたら食べごろで、ごま油やお醤油がよく合う一品となっている。
玄米のおいしさを伝え、高齢化した農村の振興を目指す
同プロジェクトを通して目指すのは、地元である千葉県匝瑳市における農業の振興。
昨今、若い世代を中心に顕著になりつつある「米離れ」や農業従事者の高齢化など、米の栽培を主要産業とする農村には向かい風が吹いる。特に玄米に関しては魅力の認知がまだ浅いこともあり、積極的に食されていないのが現状だ。
そこで有機栽培した玄米のおいしさを、現代のライフスタイルにも柔軟に取り入れられる玄米餅で伝えることを目的に同プロジェクトを開始。プロジェクトやその先にある玄米餅の商品展開が、玄米食の普及や農村の活性化につながることを願っている。
プロジェクト期間は2024年1月19日(金)まで。味噌やお米のリターンも用意しているので気になる人はチェックしてみて。
みやもと山公式サイト:https://www.miyamotoyama.com/
オンラインショップ「みやもと山 store」:https://miyamotoyama.shop/
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/
プロジェクト名:里山農家が地元の未来を切り開く。玄米餅で、高齢化した地元農村を盛り上げたい
(丸本チャ子)