長浜観光協会が、日本最大級の梅の盆栽展「第73回長浜盆梅展」を、滋賀県長浜市「慶雲館」にて、1月10日(水)~3月10日(日)の期間開催する。
約90鉢の盆梅がずらり
滋賀・湖北地域における新春の風物詩「長浜盆梅展」。136年を迎える「慶雲館」の座敷に紅白の梅の盆栽・盆梅(ぼんばい)がずらりと並ぶ姿は何度見ても圧巻だ。
「第73回長浜盆梅展」では約90鉢の盆梅を常時展示。中には、高さ3メートル近い巨木や樹齢400年と伝わる古木も。期間中は入れ替えを行い、つぼみから満開までさまざまな咲き具合の盆梅を見ることができる。
迫力ある龍と鮮やかな盆梅を楽しむコラボ展示
新館の梅の館には、今年も米原市在住の切り絵作家・早川鉄兵さんの作品とのコラボ展示が登場。今年のテーマは干支にちなんだ「盆梅×龍」。迫力ある龍と鮮やかな盆梅が織りなす空間にて、昨年とは異なる新しい盆梅の世界を楽しんで!
限定スイーツが登場
盆梅展の観賞後は、新館2階にある盆梅カフェやお土産コーナーでリラックス。今年は「長浜盆梅展」限定スイーツも開発され、ふんわり雪をまとう盆梅をイメージした「雪中梅」1,500円(抹茶付き)や、
長浜出身の戦国武将・石田三成が羽柴秀吉に三杯の茶をもってもてなしたという話をイメージした「三献茶」1,000円(抹茶or梅茶付き)を土・日のみ、数量限定で味わうことができる。
夜間ライトアップで幻想的な世界を堪能
また、1月27日(土)~2月25日(日)の土・日・祝のみ、特別企画として、夜間ライトアップ「盆梅と竹灯り」を実施。期間中、本館2階の特別盆梅展示が日没(17:00ごろ)~20:30の夜間限定で公開されるので、自慢の庭園や、幻想的な竹灯りと盆梅との競演を堪能しよう。
1月12日(金)~2月9日(金)の火・木・金には、17:30からと19:00から、1時間入れ替え制の「夜間特別観覧」1,600~2,000円を実施。盆梅展の夜間ライトアップや竹灯りが昼間とは一味違った空間を演出し、庭園には幻想的な雲海が広がる。
ワンランク上の楽しみ方も
他にも、「第73回長浜盆梅展」期間中の火・木と、1月20日(土)、2月11日(日)・23日(金)、3月9日(土)・10日(日)に、自分だけの盆栽が作れる「オリジナル盆梅体験 ~私だけの盆梅づくり~」5,500円(観覧料別)を予約制で開催。
ワンランク上の観賞方法や盆梅管理の裏話など楽しいトークを交えて案内する、予約制の「盆梅プレミアムガイド」1グループ10,000円(5人まで・観覧料別)や、3月から1年間、盆梅の管理方法や楽しみ方を盆梅管理人から学ぶ「盆梅年間管理体験」30,000円(材料費込)も実施されるので、興味のある人は参加してみては。
■慶雲館
住所:滋賀県長浜市港町2-5
「第73回長浜盆梅展」開催時間:9:00~17:00(ライトアップ時は20:30まで延長)
※入館受付は30分前まで
観覧料:大人800円、小中学生400円(団体20名以上2割引)
長浜盆梅展公式サイト:https://bonbai.jp/
(佐藤ゆり)