茨城産干し芋⽣産加⼯を⼿掛ける永井農芸センターとほしいもピールプロジェクトでは、天然⽢味「ほしいもピール」の初年度⽣産分の販売を開始。1⽉18⽇(木)より永井農芸センターの直売所や公式サイトで先行販売するほか、2月3日(土)からは水戸公設市場を通じて出荷を順次スタートし、各小売店の店頭で販売していく。また今後は⼩売に加えて、⾷品メーカーなどへも供給体制も拡充していく。
「ほしいもピール」について
「ほしいもピール」は、⼲し芋生産プロセスで⽣じる「未利⽤部分」であったさつまいもの実の部分を多く含んだ⽪の部分を、独自技術で加工した新しい天然甘味。
さつまいもに含まれる⾷物繊維やポリフェノールなどの栄養分の多くはこの⽪とその周辺に集積している⼀⽅で、これまで傷みやすさなどから⼲し芋製造過程では⾷品ロスとして扱われてきた。
永井農芸センターとほしいもピールプロジェクトは2022年より、干し芋皮の安定化技術開発と試作を進めており、⼤量に発生する⼲し芋⽪を短時間で効率よくフレーク状に加工処理できることを実証し独自技術を確立することで、今冬より正式に実⽤化・商品化の運びとなった。
「ほしいもピール(フレーク)」
「ほしいもピール(フレーク)」100g/オープン価格は、糖度50度相当の⽢味とクセになるカリカリ食感とを併せ持つ、従来の干し芋や焼き芋とは異なる全く新しいさつまいも加工品。さつまいもの栄養素を凝縮したことにより、生さつまいもと比較して、食物繊維は約5倍(※)を含有している。さらに、加工処理の加熱乾燥によって⽔分を除去することから、賞味期間も60⽇間(未開封、常温)と保存性が⾼くなっている。
例えばサラダの⾷感のアクセントに⼊れるクルトンやナッツの代⽤として、ボウルひとつで⾷事になるチキン⼊りのシーザーサラダやパワーサラダなどにかければ、筋トレのお供やダイエット⾷にも最適だ。そのまま⾷べるだけでなく、ひと⼿間加えることで健康&美容意識の⾼い人向けにぴったりのおやつや、忙しい⽇の朝⾷などに最適なエナジーバーやチョコレートバーにも利⽤できる。
「ほしいもピール(パウダー)」
フレークをさらに粉砕して粉状にした「ほしいもピール(パウダー)」100g/オープン価格は、クッキーやスコーン、ケーキなど⾷品加⼯品の素材としての応⽤範囲が⼤きい商品。
例えばアーモンドプードルの代⽤でほしいもピール(パウダー)を使えば、ほんのりさつまいもの⾹りがする多様なスイーツを作れるなど、作り⼿のインスピレーションに応じて、無限に可能性が広がる⾷品素材となる。
ほしいもピールスイーツ販売
永井農芸センターでは、「ほしいもピール(パウダー)」を活⽤したクッキー、スコーン、パウンドケーキなども開発し、店頭直売所にて販売している。ほんのりさつまいもが⾹る、カラダに優しいスイーツとして話題のこれらスイーツ各種は、「ほしいもピール」の可能性を表現した⼿に取りやすいおやつとして、地元の“⼲し芋ファン“たちから、既に⼈気を集めている。
初年度となる今冬はさつまいも約4,000本相当の消費を⾒込んでいるという「ほしいもピール」を試してみては。
永井農芸センター公式サイト:https://nagai-nougei.com/contents/
ほしいもピールプロジェクト公式サイト:https://hoshiimo-peel.jp/
■栄養成分表示(ほしいもピール100gあたり)エネルギー:338kcal たんぱく質:4.1g 脂質:1.7g 炭水化物:82.4g 食塩相当量:0.03g
※永井農芸センター、ほしいもピールプロジェクト調べ
(角谷良平)